静まり返る531号法廷、元衆院議員・今野智博に下された審判
2026年6月19日午前10時、東京地方裁判所第531号法廷。弁護士法違反の罪に問われた元衆議院議員、今野智博被告(50)の判決公判は、異様な緊張感の中で幕を開けました。
開廷前から法廷内は多くの人で埋め尽くされていました。記者席にはNHKのカメラクルーを含む10名前後が陣取り、20名前後の一般傍聴席には、法律業界関係者と思われるグループや一般の傍聴者、そして法廷の様子を記録する2名の法廷画家の姿がありました。また、検察官席には5名の検察修習生が同席し、この裁判が法曹界に与える関心の高さを物語っていました。
午前9時45分、まずはNHKのカメラクルーが入廷し、判決を待つ法廷の静寂をフィルムに収めます。そして午前10時正午、開廷の告げとともに被告人が入廷しました。白髪交じりの頭を短く刈り、スーツに身を包んだ今野被告は、終始険しい表情を崩すことはありませんでした。
この日、大川隆男裁判長が今野被告に対して言い渡したのは、 「懲役1年6カ月、執行猶予3年」 という有罪判決でした。裁判は約30分という短い時間で、午前10時30分に閉廷しましたが、そのわずかな時間の間に、一人の弁護士が社会的信頼を投げ打ち、犯罪グループに加担した事実が改めて断罪されたのです,。
この判決は、単なる一弁護士の不祥事に対する裁きではありません。法治国家日本において、司法が組織的な悪意にどこまで対峙できるのか、その限界を露呈させた象徴的な事件として記憶されるべきものです。

今野判決の衝撃:厳しい断罪と「甘い」量刑の矛盾
判決公判において、大川裁判長は今野被告に対し、極めて厳しい言葉を投げかけました。今野被告が、事務員らが自分になりすまして依頼者に電話をかける 「先生電話」の実態を認識しながら、あえて放置していた点は「悪質」と断定されました。さらに、弁護士としての職責を放棄し、法律業務の核心部分に携わらずに名前だけを貸し、だまし取った金の1割を「名義貸し報酬」として受け取っていた実態は、弁護士業務に対する社会的信頼を根底から損なうものであり、「強い非難に値する」 と厳しく批判されました。
しかし、それほどまでの厳しい言葉が向けられたにもかかわらず、主文として言い渡されたのは執行猶予付きの判決でした。裁判所は、今野被告が主犯格である辻直哉らに「流され、利用されてしまった側面がある」ことや、前科がないことを執行猶予の理由として挙げました。
この判決は、司法の限界を如実に示しています。組織犯罪において、その「看板」となった人物が、実務に直接関わっていないという一点をもって「従属的な立場」とみなされ、刑務所行きを免れる。この司法の判断が、高度にシステム化された現代の犯罪の悪質さに追いつけていないという、悲しい実情が浮き彫りになりました。
「看板」を貸した男の素顔:読者が告発する今野被告の「人となり」
今野被告がなぜ、弁護士という輝かしい地位にありながら、これほどまでに卑劣な犯罪に手を染めたのか。その答えの一端を示唆するような衝撃的な読者の声が、弊誌に寄せられています。
中学時代に今野被告と同じ学校に通っていたという読者のK氏は、今野被告から 「陰湿なイジメ」を執拗に受けていた と告発しています,。その心の傷は深く、K氏は地元を逃げるように離れ、大人になってから街中で今野被告の政治ポスターを見かけた際にも「冗談抜きで意識が飛びそうになった」と、今も続く深いトラウマを吐露しています,。
このエピソードは、今野被告の 「弱者を追い詰めることを厭わない」という歪んだ性質 が、決して最近になって現れたものではないことを物語っています。
今回の事件において、今野被告は「辻被告らに流され、利用された」と裁判所に認定されました,。しかし、その実態は決して「無知な被害者」などではありません。
- 職責の完全な放棄: 事務所には一度も顔を出さず、相談者との面談も一切行わないという異常な運営を容認していました,。
- 「先生電話」の黙認: 事務員が自分になりすまして被害者を騙す「先生電話」が行われていることを認識しながら、あえて止めようとしませんでした,。
- 利得への執着: 法律業務の核心には何ら関与しない一方で、被害者からだまし取った金の1割を「名義貸し代」として確実に受け取っていました,。
中学時代のイジメが「力を持つ者が、逆らえない者を精神的に追い詰める行為」であったとすれば、今回の事件は 「国家資格という特権を持つ者が、困窮した被害者を組織的に喰い物にする行為」 です。形を変えて繰り返されたこの冷酷な性質こそが、今野被告という人物の本質であり、この大規模な詐欺スキームを成立させるための「土台」となったのです。
裁判で見せた今野被告の険しい表情の下に隠されているのは、自身の行為が他者の人生をいかに破壊したかに対する想像力の欠如と、地位を金に換えることへの恐ろしいほどの麻痺ではないでしょうか。
被害総額5億円、900人の「絶望」を喰らう悪質さ
本事件の被害規模は、司法が下した量刑とはあまりに不釣り合いなほど巨大です。今野法律事務所を隠れ蓑にした犯罪グループは、SNS投資詐欺やニセ電話詐欺の被害者ら約900人から、計約5億円もの着手金をだまし取っていました。
この事件が類を見ないほど悪質なのは、 「詐欺被害者を再びターゲットにした」 という点にあります。すでに金銭を奪われ、精神的にも追い詰められた被害者たちは、最後の希望を託して「弁護士」という肩書きを頼りました。犯行グループは、その藁をも縋る思いを逆手に取り、「すぐに口座を止める必要がある」と不安を煽って、多額の着手金を支払わせたのです。
被害者たちは、弁護士という国家資格を持つ専門家に助けを求めた結果、二次的、三次的な被害に陥れられました。弁護士制度の根幹である「信頼」を、金儲けの道具として差し出した今野被告の罪は、単なる法律違反の枠を超え、日本の法秩序そのものに対する裏切りであったと言わざるを得ません。
暴かれた真の首謀者:辻直哉という影
この裁判の過程で、誰がこの巨大な詐欺スキームを構築したのか、その全貌が明らかになりました。事件の実質的な首謀者は、今野被告ではなく、辻直哉被告です。
裁判所は、辻被告が今野被告と他の共犯者らを引き合わせ、犯罪収益の洗浄先である「株式会社コデコプラス」を紹介したことから、事件において 「必要不可欠な存在」 であったと認定しました。辻被告は、今野被告の「秘書」的な立場を装いながら、実際には以下のような中核的な役割を担っていました。
- 「先生電話」の監修: 事務員が弁護士になりすますためのマニュアルをLINEで積極的に評価・指示していました。
- 組織の構築: 弁護士不在のまま広告を出し、受任リストを自ら管理することを提案しました。
- マネーロンダリングの手配: 知人の三好教子が代表を務める会社を利用し、5,000万円を超える犯罪収益を架空請求の名目で洗浄していました。
このように、辻被告こそがグループ全体を統括し、今野弁護士という「商品」を最も効率的に利用して利益を最大化させた、スキームの設計者だったのです。

司法を愚弄する「記憶にない」という逃げ得
法廷での被告たちの態度は、司法に対する敬意を微塵も感じさせないものでした。辻被告は、検察からLINEの記録や通帳管理の実態という動かぬ証拠を突きつけられても、 「記憶が曖昧」「忘れた」「主体的に関与していない」 という強弁を繰り返しました。
この「知らない、覚えていない」と言い張れば責任を逃れられると考えるかのような姿勢は、法治国家の限界を突く狡猾な戦術です。事実、辻被告もまた、裁判所から「主犯格」としての認定を受けながらも、執行猶予付きの判決を受けています。
さらに、現場の実行犯として懲役10カ月の実刑判決を受けた松井宏被告でさえ、法廷では「特にありません」と被害者への配慮を欠く陳述に終始しました。彼らは法を熟知し、あるいは法を軽んじることで、被害者の苦しみから目を背け、自らの罪をいかに軽くするかというゲームに興じているかのようです。
被害者の痛みは一生消えない
判決後、東京地裁のロビーには、被害者たちの震える叫びが響き渡りました。「私たちのお金は、一体どこへ行ったのですか?」。
執行猶予という判決は、被害者たちにとって 「司法によるさらなる裏切り」 でしかありません。今野被告や辻被告が、日常へと戻り、あるいは新たなビジネスを画策している間も、被害者たちの失われた金銭と傷ついた心は、決して元には戻りません。
この裁判を通じて語られた事実は、巨大な闇のほんの僅かな断片、いわば 「氷山の一角」に過ぎません。今野被告の判決において対象となった被害者はわずか5名ですが、その背後には判明しているだけでも約900名の被害者と、5億円にのぼる莫大な着手金 が積み上がっています。実際には、泣き寝入りを余儀なくされ、声を上げることすらできなかった被害者の数も、その被害総額も、法廷で示された数字を遥かに上回っているのが過酷な現実なのです。
さらに、私たちの胸に重くのしかかるのは、奪われた巨額の資金の行方です。首謀者である辻直哉は、緻密なマネーロンダリングの手法を駆使し、 今も多額の資金を「隠し持っている」 という疑いが濃厚です。辻被告は本件以外にも多数の詐欺犯罪に関与している可能性が極めて高く、この事件で得たあぶく銭を原資として、さらなる闇の活動に手を染めているのではないかという疑念は一向に晴れません。
形式的な「反省」の言葉と引き換えに、実刑を免れ執行猶予を手にした首謀者たち。司法の網を巧みに掻い潜り、隠し持った金で変わらぬ生活を享受し続ける悪意の側と、奪われた人生の重みに一生苦しみ続ける被害者たち。このあまりに不条理な対比が残す 「後味の悪さ」 こそが、今の日本の司法が抱える、救いようのない絶望を象徴していると言わざるを得ません。
被害者全員の被害が完全に回復し、奪われた尊厳が取り戻されるその日まで、辻直哉も、そして自らの看板を売った今野智博も、決して許されてはなりません。この事件を、司法の限界として片付けるのではなく、私たちが厳しく監視し続けることだけが、踏みにじられた正義をかろうじて繋ぎ止める唯一の手段なのです。











今野智博被告が社長だった株式会社ハイリーガル
東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー15階
2026年2月26日廃業
https://info.gbiz.go.jp/hojin/ichiran?hojinBango=7011001142352
さてこの先元弁護士はどうやって生活するのか?
弁護士という立場を悪用してたくさんの被害者を生み出した
今野被告を追い続けていただけますと幸いです
よろしくお願いします
弁護士は嫌いさん
コメントありがとうございます。
法曹の道を歩む者の中には、真に社会の正義を体現する高潔な人格者が存在することは、言を俟ちません。
時には法治国家の原則に則り、いかなる立場にあろうとも等しく弁護の機会を保障せねばならぬという、その職責の重さと苦悩についても深く理解するところであります。
しかしながら、今回の今野智博氏の言動に目を向ければ、その本質は看過し得るものではありません。
本来、弁護士という職位は、国家の厳格な信託を受け、社会の普遍的な信用を一身に背負うべき極めて重き立場であります。その絶対的な社会的信用を奇貨として悪用し、あからさまな害意を以て自己の不当な利益を追求したその様は、弁明の余地なき道義的破綻と言わざるを得ません。
国際新聞もまた、時に法という大義を盾にした不当な圧力に毅然と抗ってきた背景を鑑みるに、このように職責と倫理を著しく汚す者の存在は、断じて容認できるものではありません。
弁護士という立場を悪用してたくさんの被害者を生み出した今野被告を追い続けていきます!