社会問題

マネーの虎の辻直哉が遂に逮捕で仮想通貨EMIコイン騒動再燃か!特殊詐欺にも関与?

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かつて 「辻直哉」に関する仮想通貨詐欺事件の記事を公開してましたが、A法律事務所のN弁護 士の要請でその記事を削除しました。 しかしながら2024年7月に弁護士法違反(非弁護士との提携)の罪で、弁護士今野 智博容疑者(48)と辻直哉容疑者(51)が起訴されたことをうけて、記事を復活させま した。 辻直哉が詐欺師であるという記事を削除したことで、辻による更なる被害を生み出した ことが悔やまれます。

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辻直哉,箕田早斗,田巻俊,加瀬千嘉,松井宏,内山卓,宮城寛和,石井冴美らが逮捕

 SNS(ネット交流サービス)を通じた投資詐欺などの被害金回収をうたい、弁護士資格のない人物らに名義を貸して法律事務をさせたとして、警視庁捜査2課は13日、元自民党衆院議員で弁護士の今野智博容疑者(48)=埼玉県深谷市=を弁護士法違反(非弁提携)の疑いで逮捕したと発表した。

この逮捕撃において、今野智博容疑者は有名弁護士であったこともあり、中心人物のように取り沙汰されているが、我々がそれ以上に注視しなければ行けないのは、この事件の首謀者とされる辻直哉だ。

マネーの虎で有名となった辻直哉

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辻直哉は2001年から2004年まで日本テレビで放送されていたテレビ番組、マネーの虎に出演し、一躍有名になった人物である。

マネーの虎とは、起業したい一般人が投資家たる審査員(虎)に事業計画をプレゼンし、出資の可否を決定するという番組だ。

 辻直哉はその番組内で投資を募る志願者として、出演。ロコロールという食べ物を売り出すためのプレゼンをして、見事支援と取り付けてお店を開業にこぎつける。

辻直哉の名前が全国区に轟いた瞬間だった。しかしそのお店も、ほどなくして廃業した。

その後、様々な犯罪行為に手を染めていくこととなる。

特殊詐欺グループの関与も疑われる辻直哉

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今回、弁護士で元国会議員でもある今野智博と共に逮捕された容疑は弁護士法違反であったが、もともと警察は別の特殊詐欺案件を捜査中に、辻直哉のグループによる被害回復詐欺事件が発覚したという。

辻直哉の特殊詐欺への関与に関しては、今後の警察の捜査を待つとして、今回の弁護士に信用と名義を悪用した被害回復詐欺事件において、辻直哉は詐欺グループの首謀者だった。

辻直哉は共犯者とともに、あたかも弁護士事務所であるかのように装い、詐欺被害者に対して、被害金を取り戻せるかのように装い、着手金をだまし取るというものだ。

 その騙し方も巧妙で手の込んだものだ。

ホームページを開設しQ「詐欺被害の返金は弁護士にお任せください。無料相談実施中」と宣伝。

 ホームページには、無料の「返金請求診断」というプログラムが用意されていて、どんな回答をしても「お金を取り戻せる可能性がある」という診断結果が出るようなインチキな仕掛けが施されていて、被害者にだまし取られたお金を取り戻すことができると誤認させていました。

 そうして期待値が高まっている被害者たちを待ち受けるのは、辻直哉が用意したマニュアルによって教育された騙し要員だ。

 被害者たちが着手金を支払うように仕向けるために、「うちの先生は元国会議員で、信頼できます」「早く契約したほうが被害回復の可能性が高くなる」「警察だけに任せた場合、事件は解決しても詐欺被害の回復は望めない」など様々なだまし文句で被害者たちを惑わし、契約に持ち込んでいた。

 着手金をだまし取った後は、「凍結した口座の残高がまだ公表されていない」とか、「被害回復までまだ3、4か月かかる」などという報告がメッセージでのらりくらりと対応し、お金を取り戻してくれないし、着手金も取られたまま、被害者は泣き寝入りさせられていたといいます。

被害者は900人被害額は5億円は氷山の一角?

 今回の逮捕を受け、今野弁護士が所属する埼玉弁護士会が依頼者を対象に相談窓口を設置したところ、6月17日から7月1日までの、わずか半月の間に、全国から150件の相談が寄せられたということからも、この被害が深刻なことがうかがわれます。

 一方、東京都の消費者窓口には、被害相談が53件と過去5年間で最も多く寄せられ、警察の捜査によれば、被害者は約900人で、被害総額は5億円をこえるといいます。

これだけでも、すさまじい被害者数と被害額ですが、実は辻直哉に対しては、さらに多くの被害者がおり、またその被害額もそれ以上あるといわれています。

 

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辻直哉本人のツイッターより

仮想通貨EMIコイン詐欺の黒幕と噂の辻直哉

株式会社エストコーポレーションにより販売されたEMIコインにおいて購入者のウォレットが突然アクセス不可となり、集金された数億円とも言われる資金が行方不明となった事件において、当時エストコーポレーションの社長であった清水氏は、被害者たちに次のように説明していたと言う。「エストコーポレーションもEMIコインに関与してないし、エストコーポレーションはEMIコインの利益も受け取っていないとい。この詐欺事件の首謀者は、インド人の Aditya Tallapragada(通称アディ)、スペイン人通称ジョニー、そして辻直哉だ」と。

多くの被害者にとって、辻直哉という名前は初耳かもしれない。というのも、辻直哉はEMIコインにおいて、表舞台には一切名前を出していないからだ。

しかし、仮想通貨EMIコイン販売において、辻直哉に騙されたとする被害者も多く存在し、判明しているだけでもその被害金もかなりの規模だ。

エストコーポレーション未公開株事件

辻直哉は上場を巡ってエストコーポレーションの未公開株に関連して、トラブルになっている。

エストコーポレーションの名刺を持つ辻直哉が、投資家Aに対して「エストコーポレーションは上場準備に入っており、数カ月後に上場して株価は数倍になる」という触れ込みで嘘をついて清水史浩が所有していたとする株式を5000万円で買うように知人に持ちかけた。

結果的にその未公開株を買った知人は株代金5000万円を購入。その現金を受け取ったのは清水史浩であるが、そこから辻直哉は紹介料を清水史浩に要求したのか、結果として、辻直哉は投資家Aの紹介料として2500万円分相当のEMIコインを、受け取った。

その後、エストコーポレーションの株主名簿に投資家Aの名前が記載されてないことを確認し、騙されたことに気づき、投資家Aは東京地裁に提訴している。

上場しようがしまいが、清水史浩が未公開株を売ったこと自体が法令に違反していることであり、その際に、明らかな嘘をついていることが確認されている。さらにお金だけ受け取って購入者を株主に登録していなかったとなれば、完全なる詐欺である。

この違法な未公開株の詐欺販売に関して、辻直哉は弊社の取材に対して「未公開株の販売はしていない」と強く否定していたが、仲介していたのは事実であり、またそれに関してEMIコインとしてであるが時価総額2500万円分の謝礼を清水史浩から受け取ったことは事実である。

仲介の謝礼金としては明らかに法外で巨額であることから、未公開株の詐欺販売に深く関与していたことは間違いない。

そもそも、辻直哉はエストコーポレーションの名刺は持っていたものの、他の社員がもつ名刺と違い、なぜか肩書もメールアドレスも記載されていなかったことから、未公開株を売るための信用材料に、名刺を作っていただけではないかという疑問も残る。

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EMIコインを違法販売していた辻直哉

未公開株を売ることで、2500万円分のEMIコインを受け取った辻直哉は、本来であれば一般販売してはいけなかったはずのEMIコインを、辻直哉は直接販売し、その売買代金をみずほ銀行の個人口座に入金させていた。

その際、販売はしていないという口実を作るために、金銭貸借契約書を締結している。被害者らの証言からも、明らかに売買にあたるのに、金銭貸借を装っていたのは、のちのトラブルを見越してなのか、脱税のためなのか、それは定かではない。

さらに辻直哉は、仮想通貨を販売を罪に問われるのを恐れてか、EMIコインは仮想通貨に当てはまらないから、辻直哉が販売しても違法に当たらないと説明している。そしてそれは森・濱田松本法律事務所の顧問弁護士である井上弁護士からも、合法というお墨付きを受けているのだと、被害者に説明をして、事態の沈静化を図っていた。

辻直哉の説明では、森・濱田松本法律事務所の顧問弁護士である井上弁護士はEMIコインの顧問弁護士であるかのような説明をしていたと言う。

つまり、EMIコインの信用を後押しするために、森・濱田松本法律事務所の井上弁護士の名前が使われていたのであるが、この点に関して、改めてこの発言の真偽を辻直哉氏に確認した所、そうしたことを言った覚えはないし、井上弁護士には面識もなければあったこともないとのことであった。

ただ辻直哉氏が知るところによれば、森・濱田松本法律事務所の井上弁護士は、エストコーポレーションの顧問弁護士をしていたとのことである。そうしたことから、別の話の中で、森・濱田松本法律事務所の井上弁護士の名前が出てきただけだ、とでも言いたいのであろうか。

ちなみにこの件に関して、森・濱田松本法律事務所の井上弁護士に訪ねた所、曰く”EMIコインについて相談を受けたこともなければ、アドバイスをしたこともありません。””当職が「EMIコイン」の顧問弁護士であるという事実でもありません”とのことだった。

辻直哉に対して2つの被害者の会

辻直哉による被害も深刻で規模も大きかったせいか、2022年1月に辻直哉に対しての被害者の会も結成され、2箇所の法律事務所が被害者弁護を担当し(弁護士7名)現在辻直哉に対して刑事告訴の準備を終え、かつ当該額の40%増しの金額で一括返金交渉中という。

その被害者の会の一つは、上述したEMIコイン詐欺事件。その被害者の会は20名弱で被害金額は1150万円。

もう一つは高級時計被害で人数は10名ほどで被害総額は1億円を超えるという。この事件は、所得を偽装して融資枠を最大限に広げたクレジットカードを絡めた詐欺事件で、高級時計を買い付けられた挙句そのカード代金を踏み倒されたジャックスやアメックス、SMBCファイナンスなどが原告となり、辻直哉や長田篤史、星真司、吉田時計店(株式会社ヨシダ)をはじめとする複数名が被告となり東京地裁で裁判が行われている。

また被害者の会は結成されていないものの、辻直哉は三浦知良選手の高級車を絡めた詐欺事件や、金の架空取引をベースにしたEVONEX詐欺事件(アジアコインオークション石川雄太氏関与)など複数の詐欺事件に名を連ねている。(EVONEX詐欺事件はディリー新潮2021年4月1日号でも紹介されている)

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引用  https://x.com/pchip3/status/1701192401744966122/photo/1
(左)芸人、西東京市議会議員 長井秀和(ながいひでかず)
(中)辻直哉(つじなおや)
(右)爆サイ.com 高岡賢太郎(たかおかけんたろう)

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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