社会問題

新井裕之逃げて裁判棄却!虎ノ門産業ビルSBI融資損害賠償裁判の顛末

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2023年10月25日、琉球キャピタルが上田一夫に損害賠償を求め訴えた裁判は、棄却となった。

 法廷で棄却と判決を宣言した裁判官は、どこか怒っているような感じだった。

 判決が言い渡された裁判所で耳を澄ましていたら、裁判長の心の声が聞こえたような気がした。その声は「裁判をやる気がないならはじめからそんな訴えを起こすなよ」である。

はじめから、裁判で自らの正当性を認めてもらい、法的な権利を勝ち取るという裁判の本来の目的として、裁判を活用するのではない、やる気のない裁判を提訴した新井裕之の、裁判の目的は、つまり裁判をする、という行為だけが目的だったのであり、だからこそ、判決までダラダラと長引かせたのであろう。

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棄却に至った経緯

 琉球キャピタル(新井裕之)が、上田一夫に対して、損害賠償請求の民事裁判を提訴する。その損害賠償請求の内容は、前回の記事の通り、上田一夫が虎ノ門産業ビルの売買契約を反故したせいで、SBIから融資を受けることができなかった。その損害賠償を払えというものだ。

 両者証拠資料を提出し、全面対決の様相を呈したが、その裁判の山場とも言うべき新井裕之の本人尋問の日、新井裕之は法廷に現れなかった。

 原告である新井裕之が、自らの主張の正当性を証明できる最も重要な日だ。よりによって、その日に、コロナウィルスに罹患したというのだ。裁判長に診断書が送られ、裁判長も仕方なしと、尋問の日を延期する。今にしてみれば、その診断書も怪しいのであるが、そして延期された日、ついに新井裕之が裁判所に現れて、裁判長に自らの正当性を主張するかと思われたが、再び本人は現れなかった。

新井裕之が裁判所で尋問となれば、SBIからの融資証明のことをツッコまれ、まったくのデタラメだったことがバレてしまうからである。

自ら起こした裁判なのに、実は私が嘘をついてました、なんてことが証明されるような場になる尋問に、新井裕之が来れるはずがない。

 そして判決は冒頭のとおり、裁判は棄却とされた。琉球キャピタルマネジメントが上田一夫に損害賠償を求めた訴えは、そもそも裁判にも値しないという、厳しい判決だ。 

司法の侮辱!警察はなぜ新井裕之を逮捕しない?

 前述のとおり、新井裕之がSBIから融資証明を取り付けたというのは200%でたらめであり、そのデタラメを根拠として、上田一夫相手に民事裁判を仕掛けてきたわけだ。

 実際、弊社はSBIの北尾氏及び、この融資証明発行にあたって、共謀したと疑われる社員に対して、何度か確認をしたが、SBIから新井裕之の琉球キャピタルマネジメントに融資証明は出していないと、はっきりと否定している。

 つまり融資証明は全くのでたらめであり、そのデタラメを根拠に民事裁判を提訴し、弁護士、裁判所に裁判官といった人たちを巻き込んで、貴重な有限な司法リソースを無駄遣いするということは、重大な私文書偽造及び行使という重大かつ深刻な刑事犯罪であり、これほど簡単に逮捕できるはずの状況がありながら、警視庁がなぜ今の今まで、新井裕之を野放しにしているのか、大いに首をかしげざるを得ない。

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新井裕之のデタラメ裁判の目的

 そもそもこの裁判、新井裕之は本当に賠償金を取るつもりで、提訴したのであろうか?
 普通に考えれば、新井裕之は仮に本当に融資証明を取り付けてきたとしても、そこではまだ実際にお金が動いていなかったわけだから、そんなタラレバ話で損害賠償請求するなど、小学生でも首を傾げざるを得ないであろう、無理筋裁判である。

 となれば、新井裕之によるこの裁判の目的は、何か他の理由が会ったのではないかと考えるのが自然だ。

 考えられる理由は3つ。一つは虎ノ門産業ビル売却の妨害、もう一つは、新井裕之の借金取りへの言い訳材料、そしてもう一つは新たな金を引くためのネタ作りである。

虎ノ門産業ビル売却の妨害

 新井裕之はなんの権利もないのに、口八丁手八丁で上田和男に近づき、銀座のママたちを巻き込んで、虎ノ門産業ビルの案件にかなり深く切り込んできた
 かなり健闘はしてきたものの、結局はメッキが剥がれて虎ノ門産業ビル案件から強制排除となった新井裕之は、未練がましく、案件にしがみつこうとしているのではないか?という説がある。

借金取りへの言い訳材料?

 新井裕之は虎ノ門産業ビルを巡って、上田一夫を誑かしたりするための金を、筋の悪いところから引っ張ってきていたという。そして虎ノ門産業ビルの売却話の雲行きが悪くなると、金を出した怖い人達は、新井裕之に返金を迫るので、逃げ回っていると、ブローカー界隈ではもっぱらの噂だ。

 そこで借金取りたちを黙らせるために、裁判を提訴することで、お金を取れる可能性があるということを見せるための材料に裁判を使ったのではないか?とも言われている。

新たなお金を引くための材料?

 根っからの詐欺師である新井裕之は、たとえデタラメで勝つ見込みがなかろうと、裁判をでっち上げることで、自分がまだ虎ノ門産業ビルの案件に関わっている、フリをすることができる。
 それをネタに、金集めの材料に使っているのではないか?とも言われている。

虎ノ門産業ビルの行方

 反社が入り乱れ、関係者の逮捕や、取引に名前が挙がった会社が上場廃止になったりと、きな臭いことが立て続けに起こっている虎ノ門産業ビル。

 悪い意味で一流のウジ虫である詐欺師、地面師たちが群がってくる虎ノ門産業ビル。まさに、虎ノ門産業ビルはゴキブリホイホイだ。

そうした害虫が一匹一匹駆除され、真っ当な取引が真っ当に進められるためにも、今後も虎ノ門産業ビルの動きを注視する必要があろう。

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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