白金の貴婦人『西岡江美』の正体は30億円詐取した不動産収奪首謀者
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菱和ライフクリエイトの西岡進がダミー会社を使って地上げを行っていた「新橋三丁目の約150坪の土地を巡る事件」では、土地の所有権はM社のものであると、民事裁判において判決がくだされた。
しかし西岡進のダミー会社の一つであるエルイーマネジメント社が、なかったはずの担保を、あると偽って登記所を騙した。
そして、競売を申し立てて自己競落することで、結果的に不動産を本来の所有者から奪い取るという、司法を悪用した近年稀に見る非常に悪質な事件が起きていた。
そしてその偽造を主導することで、不動産を正当な所有者から奪って転売し、30億円を超える収益を西岡進と共に詐取したのが西岡進の本妻である西岡江美だ。
裁判所命令に背く西岡進
本来、新橋三丁目の土地はM社のものであったが、西岡進は構築物収去明渡請求事件の裁判を起こして、奪い取ろうとしたため、M社は所有権返還請求事件の裁判を反訴して対抗した。
最終的にはM社の訴えが全面的に認められ、西岡進は21億5000万円でM社に所有権を移せという判決がくだされる。
裁判所命令にしたがって両者が港法務局に集まった。
M社は不当に奪われている土地の所有権を取り戻すために、21億円分の銀行預金小切手を持参した。
今、まさに所有権の移転手続きが行われようとしていたその時、突然、西岡進はM社からのお金の受取を拒否し所有権を移すことを拒否する。
つまり、裁判所命令に背くという暴挙に出たわけだ。
その理由は、抵当権抹消のために追加の資金が必要だということだった。しかしその抵当権はでっち上げの抵当権だった。
抵当権抹消するはずだった証拠が写っていた!
LEマネジメントの抵当権は、インチキ抵当権だった。西岡進の常套手段で、ダミー会社を使っての自作自演抵当権であった。
そのことは、後に担当した司法書士である高塚某の供述からも明らかになっている。
また、さらにケーツーの北村社長も次のように証言している。
この写真に一番奥に写っている女性はケーツーの社員である竹下麻美子で、このとき、茶封筒に入れたLEマネジメントの抹消書類を持っていたと言う。
西岡進はLEマネジメントの抵当権を抹消する準備はしていた。
LEマネジメントも、ケーツーと同様、西岡進の自作自演のための別会社であったため、LEマネジメントの関係者はその場に呼ばず、ケーツーの社員である高下麻美子に、LEマネジメントの抹消書類をもたせていて、西岡進のその場の指示で動けるようにしていた。
そして、土壇場になって、裁判命令に背いて、所有権を移すことを拒否して、でたらめなLEマネジメントの抵当権を主張し始めた。
そして西岡進は所有権を渡さないために、西岡江美と共謀して、本来存在しない抵当権の捏造工作を行った。
雑な決算書の偽造
西岡進側はデタラメの抵当権を主張するのに、西岡江美の会社である日本ライフクリエイトがLEマネジメントへ9億5000万円貸したと、金銭貸借証明書を出してきた。
それに合わせてさらに西岡江美は日本ライフクリエイトの19期の決算書を偽造する。
裁判ですでに提出した証拠書類に合わせて、日にちをさかのぼって、もともと提出していた書類に合わせた日付に書き換えて、日付と金額の帳尻を合わせるという、あからさまな証拠書類の偽造を行い、それを裁判において証拠書類として提出する。
その決算書のデタラメ具合は次のとおりだ。
- 貸付金の合計金額が合わない
- 西岡江美の長女である当時10歳の子供である西岡夏奈子に1億3000万円の事業資金の貸付を行っている。
- 貸付金の合計金額が合わない
さらにこの当時10歳の子供である西岡夏奈子がイーストアンドウエストという資金20億円のグループ会社の100%株主であるというデタラメぶりだ。
この決算書は裁判所に提出されたので、今からでもその偽造の様子を確認することができる。
北村厚則が不審死
書類の偽造だけではない。債権譲渡の事実を捏造するために、西岡江美は西岡進と共謀して、ダミー会社であるブルームファースト、ケーツーアンドパートナーズ、そして日本ライフクリエイトの3社間で9億5549万9308円を同日に順繰りに送金している。
債権譲渡されたことを装うためだ。これが仮装であることは、当時の決算書に計上されていないことからも明らかだ。
こうした偽装工作に加担した人たちは、西岡進からの高圧的な態度によって、恐怖のあまりやむなく従わざるを得なかったことを、供述書で明かしている。
特筆すべきは、ケーツーアンドパートナーズの社長である北村厚則である。
はじめは西岡進、西岡江美に言われるがままに味方をしていたものの、その証言は、辻褄が合わないものであったが、途中から嘘をつき通す方がつらくなったのであろう。結局、提出された詳細な陳述書は、西岡進が不利になる内容であった。
そしてまさに裁判所でその証言者として立つ予定であった。
しかし、北村厚則氏は、帝国ホテルの浴室で死体となって見つかる。部屋には酒瓶が転がっていたと言う。そして警察は早々と自殺として片付けている。
しかし、北村厚則は健康状態に問題もなかったし、自殺をするような精神的問題もなかった。自殺をするような状況でも、状態でもなく、自殺するような理由は見当たらなかった。
にも関わらず、なぜ警察が不審死として、その死因を捜査しなかったのかは謎である。
この北村厚則の死去によって、裁判は西岡夫妻に圧倒的に有利となる。
北村厚則の死とその後、裁判の展開が、圧倒的に西岡江美側に有利になったことと、北村厚則が死んだことと、深い関係があるのではないかと考えるのは、考えすぎであろうか。
ちなみに、西岡進の新潟の愛人も不審死を遂げていることを付け加えておく。
偽造偽装とダミーを駆使して不動産収奪
M社は、西岡進と西岡江美の動きを警戒し、不動産処分禁止の仮処分を打っていた。
しかし、西岡進のこんな雑ででたらめな偽造、偽装ではあるが、それを第三者を装うダミー会社数社を駆使することで登記所を欺くことに成功する。
もちろん、そんな稚拙な偽装偽造はすぐに見破られ、無効にできたはずなのであるが、その後、西岡江美たちは、化けの皮が剥がれる前に、競売申し立てをし、自己競落をした。
民事裁判とは別の、競売というプロセスを行うことで、登記所を騙すことに成功して、不動産を不当に奪うことに成功してしまう。
その後、すぐに奪い取った不動産を転売することで30億円超を手にしている。
M社はすでに当時のアデランスの根本社長からの48億円の買付証明をもらっていたために、西岡江美に奪われたことによる経済的損失は計り知れない。
証拠裁判主義を悪用する重罪
証拠裁判主義の法廷では、一度、第三者機関を経た有印文書は、偽造や捏造という疑いがあっても積極的に証拠として採用され、審議が展開していくため、特に民事裁判では、嘘をついたもの勝ち的な状況になることがよくある。
書類が偽造されたとしても、民事裁判において、警察のような強制的な捜査権がない我々は、相手の偽造を証明するのには非常にハードルが高い。
西岡江美はこうした日本の司法制度の盲点を突いて、見境なくあからさまな偽造、偽装、捏造をおこなって、西岡進と共に不動産詐取に加担したのである。
白金貴婦人『西岡江美』は薄汚れた恥知らず人間か!
西岡江美は今、人を騙して盗み取った金で、悠々と貴婦人気取りで白金を闊歩しているという。しかしそのお金は、人からだまし取ったお金だ。
人からだまし取ったお金で贅沢三昧とは、良心が傷まないのであろうか。本当に西岡江美は薄汚れた汚い人間なのであろうか。
このまま人から後ろ指を刺され続け、そして永遠に汚名が歴史に刻まれていくことが恥ずかしくないのだろうか。