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山本太郎の子供じみた質問に拍手を送る人たち

(@kanri)
投稿: 185
Admin
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2015年07月30日
テーマ:ブログ
 山本太郎が、いや山本太郎議員が国会で質問しました。

その動画を見ていたのですが、胸がむかむかしてきました。

全くの詭弁です。

川内原子力発電所に弾道ミサイルが着弾した場合の被害想定を聞いていました。政府側も不確定な数字は答えられないとごまかしていましたが、そういうことになんて答えればいいのでしょう?

もし飛んできたミサイルが核弾頭を積んでいたら、別に川内に落ちなくても充分に危険なのです。

そのために、一番の策は相手が発射の準備を始めた時点でそこを攻撃して破壊することです。弾道ミサイルなど液体燃料を使うミサイルはすぐに発射できるわけではありません。

まず燃料を注入し始めるのですが、人工衛星で監視していると、人の動きが活発化して異常事態だということが把握できるのです。

そこで、その方面に強烈なレーダーを照射して、見ているぞというメッセージを出すのですが、それにもかかわらず発射の準備が進められていけば、イージス艦が迎撃できる海域に待機し始めます。

とうぜん、その時は日米の艦船が近くに展開するのです。

その時です。アメリカの艦船が対艦ミサイルで日本の艦船に近いところから狙われたら、今の法体制では何もできません。だから集団的自衛権の限定容認でアメリカ艦を狙うミサイルを日本のイージス艦が撃ち落とすことが重要になります。

山本太郎議員はその想定は考えて質問したのでしょうか?

海上からの迎撃に失敗すると、つぎは陸上からの長射程の迎撃ミサイルシステムで対応するのですが、都市部分に近づきますから何らかの被害が出てくることも想定されます。

さらに失敗すると短射程の迎撃ミサイルが撃ち落とすようになります。

しかし、日本国民の生命と安全を守るためには敵基地攻撃をすることが一番の策であることはよくわかるでしょう。

さらに高速で飛翔していないために、100%破壊できます。

ここの問題点は、決断力です。それを政治家が行うためには、国民の国防意識が高くなければなりません。

山本太郎議員が指摘するように原子力発電所をミサイルで攻撃されたら大参事になります。

だからその結果にならないように、事前に幾重もの安全策を取っているのです。

みなそのことは、常識的に知っています。だから誰もそんなバカな質問はしないのです。

でも、ネットを見ていると、賢い質問だとか、鋭い切込みだと称賛する人たちがいます。

このように軍事の常識があれば、それがあまりにもくだらない質問だということは一目瞭然なのですが、それを創造する力も知識もない人間が山本太郎議員を誉めるのです。

敵国のミサイルが日本の国土に落ちてしまったら、防衛失敗なのです。だから落ちないように事前に迎撃するようなシステムを構築しています。でも、単独では完ぺきではないので、集団で護るようにするのです。

ちょっとの異常も同志からの事前情報で一秒でも早く対策を取ることができます。そのためには、仲間が困っていたらいつでも駆けつけるという気構えと体制と法整備が必要なのです。

それがきちんと構築できれば、日本のみならず日本の周辺諸国も魔の手が伸びなくなります。事前に戦意を喪失させ、結果的に戦争を人々から遠ざけることができるのです。

原子力発電所にミサイルが命中するようでは、日本の防衛はできないのです。それをしないための詳しい防衛網を国会で答弁することは敵国に情報を与えることになり、利敵行為になります。

もともと山本太郎議員は日本のことよりも原子力発電所さえなくなれば本望の人ですから、そんなことなど何も気にしないのでしょう。

どうしても心配ならば、自衛隊のミサイル防衛部隊を各原子力発電所付近に配備したらいいのです。

でも、ここであれれと思うことに気が付きました。

集団的自衛権を反対するときに、「どこが攻めてくるのですか?」と反対派は言うのですが、ほら日本にミサイルを向けている国がCHINAやロシアや北朝鮮とはっきりわかっているじゃないですか。

そしてこれだけの脅威があるとわかっているじゃないですか。

だから日本と日本国民の生命・財産を守るためにきちんとした防衛能力が必要だと言ってくれているのですね。

でも、安保関連法案は「戦争法案」とよび、違憲だと冒頭に言っています。

国家の安全は、原子力発電所さえ再稼働しなければ保てるものでしょうか?

こんな薄っぺらい議論につきあわされる安倍総理もお気の毒です。

原子力発電所に弾道ミサイルが落ちてくるなら東京に落ちてくるのと同じ確立になります。

いつ?だれが?どうやって?と常に備えることと、毎日使う電気とそのコストを同列に考えること自体がおかしいのです。物事には優先順位があって、その優先順位を決めていくのが政治です。

その決定にあたり、根底に考えなければならないのは、国民の生活です。

また北朝鮮の弾道ミサイルが時間が一番少ないのですが、ピンポインで命中させる技術があると到底思えません。

CHINAやロシアのミサイルは発射されて到達するまでに時間があるので、迎撃できると思います。

困るのは潜水艦から発射されるミサイルです。でも、日本海や東シナ海に閉じ込めていたら潜水艦の動向はわかりますが、太平洋に出て、海溝などに潜って移動すれば追跡は困難になるでしょう。

だから、尖閣諸島付近の海域が熱い海域となりますし、それに伴い沖縄県、および台湾のどちらかをCHINAは欲しているのです。

目の前の原子力再稼働を止めるためにということだけでなく、もっと広い目で日本国と国民のことを考えるのが政治家の役割ではないでしょうか。

山本太郎氏を議員に選んだ人たち、これがあなたたちが選んだ議員の姿ですよ。

[caption id="attachment_210901" align="alignnone" width="316"]井上政典 井上政典[/caption]

 
投稿済 : 03/08/2015 8:33 pm
(@匿名)
投稿: 0
ゲスト
 

 全くです。
 近頃,政治に中途半端に関心を持つ困った愚民が激増しております。
 その時の感情による右脳トークに基づく人気投票で,アホを当選させ,当然に悪政を露呈すると,当該悪政へ国民としての上からの視線で悪態を吐きまくる。
 あるいは,ある程度の功績をあげてしまえば,認知バイアスの真骨頂であるハロー効果を以て,例のごとく依怙贔屓の正当化工作。
 現埼玉県知事の上田ヒトラーのように。

 
投稿済 : 05/08/2015 8:04 am



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