不動産会社「コシ・トラスト」の融資金詐取事件で、三井住友銀行から4億5千万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた同行の元行員、堀真文被告(45)に対し、東京地裁の秋葉康弘裁判長は15日、「行員の立場と知識を悪用し、保身や豪遊のために犯行に及んだ責任は極めて重い」として懲役3年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
共犯とされたコシ社元社長中林明久被告(42)は一審東京地裁判決で懲役4年とされ、控訴中。
秋葉裁判長は判決理由で、コシ社への融資を担当していた堀被告が、営業成績を上げるため、架空の売り上げを計上した決算書類の提出に主導的にかかわったと認定した。
判決によると、堀被告は中林被告らと共謀し2003年10月~04年6月、実体のない物品販売会社の決算書類を偽造し、三井住友銀に提出。運転資金や物件購入資金の名目で計4億5千万円を融資させて詐取、コシ社の事業資金とした。〔共同〕
出典:アクセスジャーナル
<連載>ご注意『この男、詐欺師につき』(16)――信用付けのための偽造書類作成常習者?
- yamaoka
本紙は詐欺師と思われる者につき、新たな被害を防止すべく、この連載で私的指名手配をしている。
今回紹介するのは塩入孔志氏(冒頭写真)。埼玉県上尾市出身。1984年3月15日生まれの41歳。現在、東京都港区内のマンションに愛人と住む(妻とは離婚協議中)。
この塩入氏、本紙に過去に告発があった2つの詐欺疑惑に絡んでいた。
1つは、上場したら株価が何倍にもなるという未公開株詐欺疑惑が出ていた「D」(愛知県名古屋市中村区)というIT系企業に関連して(*当初、2024年6月上場を謳っていたが、未だ上場していない)。
この未株詐欺疑惑、少々やり口は複雑。
そのD社の株を直に販売するのではなく、そのD社の株式を持つ「G」(東京都港区)が、いずれD社株式を譲渡するという「株式譲渡契約書」の紙切れだけで、判明しているだけでも数億円引っ張っていた。
被害者によれば、株式譲渡する日が来てもあれこれ言い訳して実行しない。なぜ、先にカネを払ったのかと聞くと、D社社長も同席し、また調査したところ、D社の技術力は高く有望と判断したからという。
ところが、被害者は気づいていなかったのだが、そのD社の株式を持っているG社のオーナーといって契約に現れたのは、かつて巨額の銀行融資詐欺「コシ・トラスト」事件で世間を騒がせたあの中林明久氏だったのだ。もっとも、D社社長は同席したことも、中林氏との関係も完全否定したことなどから本紙では当時、記事に出来なかった。
前置きが長くなったが、今回取り上げる塩入氏が代表社員の合同会社「FIBS.life」(山形県天童市=妻の実家。右横写真=同住所郵便受けに同社も含め得体の知れない会社名が多数ある)は、このD社のグループ会社F社(愛知県知多市)に20億円の債権があるという「覚書」(以下に転載。このF社代表も前出D社代表で、しかも同代表は個人的に連帯保証もしていた)を見せ、以下に解説する別の被害者を信用させていた。ところが、以下に出て来る債権者O氏が確認すると、D社代表はその覚書は偽造とのこと(銀行口座の明細も)。D社代表によれば、塩入氏を過去に従業員として雇ったことはあるという。
そして、塩入氏が詐欺したと思われるのは、本紙に以前、持ち込まれていたもう1つの詐欺疑惑に関連してだった。
「T」(神奈川県横浜市中区)という広告会社がある。そこの社長が、物件オーナーが賃料を100%とりっぱぐれないどころか+αで手数料も入るという、広告を利用した画期的なサービスを考え出した。
本紙に今年初め、告発があった際は、そのサービスが詐欺という話だった。
ところが、実際は、塩入氏が代表社員の前出FIBS.lifeがこのサービス募集の代理店をしていて、顧客から預かった保証金を詐取していたのが真相であるようだ。
そして、このT社に絡んだ塩入氏の債務額は少なくとも7億円以上あるようだ。
三浦瑠璃さんの旦那のトライベイキャピタルを訴えているメタキャピタルの闇。
公開日: : 社会, 経営, 経済, 陰謀・謀略・未解決事件・冤罪事件
三浦瑠璃さんの旦那のトライベイキャピタルを訴えているメタキャピタルの闇についてアクセスジャーナルが報じていました。
メタキャピタルは2016年に融資していた1億5000万円の債権の回収を中林明久さんに依頼しました。
中林明久さんと部下6人は相手側の社長を会社に監禁して暴行したとして大崎警察署に逮捕されていました。
中林明久さんは2009年に800億円の不正融資事件を起こしたコシトラストの社長でした。
中林明久さんはこの事件で懲役4年の実刑判決を受けていました。
メタキャピタルの取締役だったヤメ検の中村信雄弁護士は松浦大助さんや松浦グループの人たちの弁護士を務めていました。
(参考:アクセスジャーナル)
出典: http://blog.livedoor.jp/ryu_elaphe_guttata/archives/858709.html
平成バブルに暗躍した闇紳士の手口
取り扱い自体はあまり大きくないのですが最近以下のような事件がありました。
「コシ・トラスト」詐欺で立件へ
産経新聞2009/05/21 12:45
三井住友銀行で巨額の融資が焦げ付いている問題で、虚偽の決算書を提出して融資金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は21日、詐欺の疑いで、融資先を紹介した不動産会社「コシ・トラスト」(東京都渋谷区)社長(40)ら6人の取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針。この問題をめぐっては、同行行員がコシ社側から接待を受けていたことが明らかになっており、同課は行員の関与の有無についても調べる。
同行では、コシ社を通じ60数社に行った約170億円の融資のうち、約100億円が回収不能となっていることが判明している。融資の一部はコシ社を通じ、暴力団関係者に渡っていたとみられ、同課は資金の流れなどの実態解明に乗り出す。
同課の調べによると、コシ社社長らは共謀のうえ、平成18年ごろ、返済が不可能であることを知りながら、融資に必要な決算書を偽造して提出するなどして、同行から約1億円の融資を引き出し、詐取した疑いが持たれている。
同行関係者によると、コシ社を通じた一連の融資で焦げ付きが発生しているのは、同行高円寺法人営業部と新宿法人営業第2部、神奈川県の鶴見法人営業部。15年11月ごろからコシ社が仲介する形で融資が始まり、約3年間、事業資金名目と不動産購入資金名目の2種類で60社以上に約170億円が融資された。
しかし融資先の企業のうち、約20社はコシ社が設立したペーパーカンパニーで、融資に必要な決算書や不動産鑑定書などが偽造されていたことが判明。口座はコシ社が管理し、資金の出し入れも同社の経理担当者が担当していた。
捜査関係者によると、詐取した融資金の大半はコシ社の運転資金に回されたとみられるが、同時期、コシ社の取締役に暴力団関係者が就任しており、一部は暴力団側にわたった可能性があるという。
民間信用調査会社によると、コシ社は平成12年に設立され、資本金は3億円。18年6月期には約125億円を売り上げたが、その後業績が悪化。19年9月に全従業員を解雇して休眠状態となっている。
その他の報道を参照してまとめると以下のような状況です。
コシ・トラスト融資詐欺事件、銀行審査を巧妙にかわす
メガバンクから巨額の融資を引き出したとされる不動産会社コシ・トラストによる詐欺事件。逮捕された社長らは約110社もの関連会社の名義を使って業績を水増しする手口で、銀行の審査をすり抜けていた。一連の融資は大手銀が中小企業向けの貸し出しの拡大を図った時期で、専門家は「銀行内のノルマが融資審査のチェックの甘さにつながった面もある」と指摘している。
コシ社社長の中林明久容疑者(40)ら6人の逮捕容疑は改ざんした決算書や税務申告書類を三井住友銀行に提出して融資金1億円をだまし取った疑い。警視庁は同容疑者らが自ら設立するなどした会社を受け皿に、約30の金融機関から少なくとも総額700億円の融資を引き出したとみて裏づけを急いでいる。(16:00)
三井住友、幹部が積極融資を指示 拡大路線が被害広げる
三井住友銀行から融資金をだまし取ったとして不動産会社「コシ・トラスト」社長らが逮捕された詐欺事件で、同行幹部がコシ社との取引を担当していた行員に「コシ社で稼がずに、どこで稼ぐんだ」と融資拡大を指示していたことが23日、銀行関係者への取材で分かった。
警視庁捜査2課によると、同行のコシ社関連融資は総額約612億円で、うち約164億円が焦げ付いている。捜査2課も銀行のこうした拡大路線が被害を広げる結果になったとみている。
三井住友銀行関係者によると、コシ社を担当していたのは3つの法人営業部。最初に融資を始めた高円寺法人営業部(東京都杉並区)では、当初担当の2人の行員は融資に積極的だったが、後任の1人は同社との取引に消極的だった。
高円寺法人営業部ではコシ社を優良顧客ととらえて同社が紹介する融資にのめり込んでおり、上司が後任の行員に積極的な融資を指示していた。
同行の調査に対し、当初の担当行員2人は飲食などの接待を受けたことを認め、後任者は「自分は接待を受けていない」と話しているという。
コシ社社長中林明久容疑者(40)は粉飾した決算書を同行に持ち込んで約1億円の融資をだまし取ったとして逮捕されたが、一部の企業経営者の間では「融資担当をよく知っている」「メガバンクに顔が利く」と評判だったという。
2009/05/23 16:44 【共同通信】
経緯を簡単に説明しますと
グループ会社を作り、関連企業を増殖させる。
↓
取引実態のない取引を関連会社内で繰り返す(循環取引)か、そのように見せかけて業績を水増し。
↓
架空の決算書や納税証明を銀行に提出して融資を受ける
↓
会社を倒産させる
↓
ウマー
という流れのようですが、そこで今回の舞台となった三井住友銀行、実は被害者ではないんじゃないのかね。
三井住友銀行が財閥系のお堅い銀行だったのは今は昔、現在の大株主はハゲタカゴールドマンサックスです。
稟議書作成せず入出金=帳簿あいまい、「決算は物語」-コシ社資金解明へ・警視庁
三井住友銀行の融資詐欺事件で、不動産会社「コシ・トラスト」社長中林明久容疑者(40)が社内で、稟議(りんぎ)書などの書類を作らずに、入出金を繰り返していたことが22日、関係者の話で分かった。
帳簿はあいまいな記載が多く、正確な決算書の作成も困難だったといい、警視庁捜査2課は中林容疑者が資金の流れを隠ぺいした疑いもあるとみて解明する。
関係者によると、同社には最大時で約30人の社員がいたが、中林容疑者は稟議書や不動産取引の詳細を記した書類をほとんど作らなかった。
帳簿には入出金額や取引先名は記されていたが、使途が記載されていないことが多く、記号化もされていた。帳簿を見ても、借入金の状況が正確には分からなかったという。
関係者は「(同容疑者は)帳簿の不明な部分100カ所近くについて質問されても、半分近くは回答がなかった。決算の半分は『物語』だった」と指摘している。
中林容疑者らは2006年12月下旬、決算書類などを偽造して東京都豊島区の検査会社への無担保融資を申請。同行から約1億円を詐取した疑いで逮捕された。(2009/05/22-05:41)
こんな物語決算に融資をしているわけですので見抜けないわけないのですが、
三井住友銀行員が指南か コシ社の融資金詐欺事件
三井住友銀行から不正融資が引き出された詐欺事件で、警視庁捜査2課に逮捕された不動産会社「コシ・トラスト」社長中林明久容疑者(40)が「融資を引き出すため行員からアドバイスをもらった」と供述していることが22日、捜査関係者への取材で分かった。
逮捕容疑となった1億円の融資は、同行新宿法人営業部のグループ長だった男性行員(45)が担当。コシ社関連融資では約164億円が焦げ付いており、捜査2課は、融資審査が通りやすくなるよう行員が指南して不正融資を拡大させた可能性もあるとみて、行員の関与について慎重に調べている。
中林容疑者は融資の受け皿となった建物検査会社「日本検査」の売上高を3200万円から7億3600万円に水増し。2006年12月、約1億円の不正融資を引き出したとして詐欺容疑で逮捕された。
この融資について行員の関与は明確になっていないが、行員は別の融資について、捜査2課の任意の事情聴取に「融資基準に達するように、決算書の中の仕入れ額などを増やすよう中林容疑者に指示したことがある」などと話しているという。
2009/05/22 06:49 【共同通信】
とのことで、こりゃどう見ても行員も関係者で、被害者がいない以上詐欺で立件というのはお門違いのような気がします。
ポイントとしては、この金額になると本部の決済も必要になるでしょうから、闇紳士の手口としては上記手順のほかに
1、銀行員(特に支店長クラス)を接待漬けにして弱みを握る。それに応じないまじめな場合には娘や奥さんの弱みを握る。
↓
銀行審査アマー2、税務署員や市役所職員(もうしくは文房具屋)を接待漬けにして弱みを握る。それに応じないまじめな場合には娘や奥さんの弱みを握る。
↓
公的証明の用紙や朱肉ゲット。改ざんし放題ww
というのが必須になってきます。
ここまでくるともうヤクザです。
いえ、ヤクザが詐欺目的で会社を興し、繰り広げたシノギです。
それには、会社設立の仕組みや経理・決算の内容に詳しくないと無理なんですが、最近のヤクザはそんな勉強もしているんですね。
ある意味感心します。
このコシトラストは不動産会社ですが、業務内容としては空間デザイナーとか不動産再生事業とか口当たりの良いことばっかやっていたようです。
前回のバブルはヤクザがらみの不動産取引で形成された面も多々あり、最近では銀行もヤクザにはお金は貸さなくなってきたわけですが、こんな手口で資金調達できるということは、なんら教訓にはなっていないということです。
また、若いうちから高級外車を乗り回している青年実業家(笑)なんていうもの正体はこんなもんではないかと思っています。
やっぱりこつこつ働くのが一番ですね。
