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「配当金が毎月2倍になる」新電力をかたるねずみ講で1100万円集める 沖縄の男女を逮捕
沖縄、長野、長崎の3県警の合同捜査本部は14日、電気代が無料になる新型電池を無料で使えて配当金も得られるとして全国で会員を集め、ねずみ講を営んだとして、沖縄県読谷村の会社代表の容疑者の男(75)と、同居の会社役員の容疑者の女(72)を無限連鎖講防止法違反(運営)の疑いで逮捕した。認否は捜査に支障があるとして明らかにしていない。同容疑での逮捕は統計がある2004年以降、沖縄県内で初めてという。 【写真】「わたしは10億を目指してる」市議がマルチ商法を教え子に紹介 沖縄・宜野湾のプリティ宮城氏 逮捕容疑は19年4月2日から20年10月3日までの間、読谷村の事務所などで「新電力10-1」と称するプランで新型電池が使え、配当も受け取れるとして1口1万円や1万1千円で勧誘した会員986人から計約1100万円を集め、ねずみ講を運営した疑い。 沖縄県警生活保安課によると、会員は少なくとも全国39都道府県で確認された。最も多いのが長野県の331人、沖縄は14人。押収した複数の口座には19年から21年3月までに計約4億4千万円の入金が確認されており、余罪や共犯の有無も含めて調べている。 容疑者らは全国各地で開催したセミナーで「1万円の加入金を払えば配当が200円からスタートし、毎月2倍になる」などと呼びかけ。1人誘うたびに毎月の配当が増えるとして、勧誘を促したとみられる。勧誘プランが他にも数件確認されたことから、同課は同様の手口で金を集めた可能性があるとみて捜査している。
沖縄県宜野湾市議選で初当選した元教員の新人、プリティ宮城ちえ氏(63)=本名・宮城千恵氏、れいわ新選組公認=が元教え子に対し、マルチ商法で全国から約650億円を不正に集めたとみられる投資グループの関係者を紹介していたことが27日、分かった。宮城氏が沖縄タイムスの取材で認めた。
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