社会問題

和田泰明が預り資産4400万円盗んで逆ギレ!有罪判決支払い命令後も世田谷セレブ生活で反省なし

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世田谷にある家賃130万円(推定)の高級住宅に住むセレブ和田泰明。香港を舞台に海外口座開設、海外法人設立、海外移住、国際税務コンサルティングなどを営んでいる。しかし令和2年6月11日に東京地方裁判所で和田泰明に対して次の判決がくだされた。「4400万円を被害者に支払え」というものだ。

香港を拠点に代理人をたてて自分は影に隠れ、現金化と称してパーセンテージで脱税を請け負う仕事をしていたものの、ある日、預かったお金である4400万円を奪い取って逃げたという容疑に判決が下ったのである。

「身に覚えがない。なんなら裁判をすればいいじゃないか」とすっとぼけつつも被害者を挑発したものの、被害者の執念の追求によって、かえって和田泰明の化けの皮がボロボロと剥がれ落ちる結果となる。脱税幇助及び詐欺罪で逮捕となるか世田谷セレブの和田泰明!

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■和田泰明は税務コンサルと称して脱税サービス

日本で事業を営んでいた被害者は、知人からすごい節税サービスがあるということで和田泰明の代理人を紹介されたという。通常、日本での売上はそれに対して税金が課金されるが、和田泰明のサービスを利用すると、香港の法律が適用されるので日本で税金を収める必要がなくなるというものだ。

海外でも多くの事業を展開していた被害者は、なるほど、海外の会社であれば、税金はそれぞれの国に納めるべきであろうから、和田泰明の言うようなサービスもやり方次第で成立するのかなと、説明を求めたという。

和田泰明の代理人が言うには、法律的にも問題のないサービスだという。国内外で手広く事業を展開していた被害者が気になっていた高額な納税額を法律的に問題なく減らすことができるのであればと、そのサービスの利用を決めたと言う。

国際税務コンサルを事業としている和田の会社が提供している節税システムは至って簡単。和田泰明の代理人が指定する口座にお金を入金し、現金でサービス利用料分を引かれた現金を受け取る、とそれだけだ。そして和田泰明から受け取った現金には納税の必要がなくなるというものだった。

海外の税金事情に疎かった被害者は、専門家を装った和田泰明の説明を受け、当初、そういうこともあるのかくらいにしか思わなかった。実際、租税回避の例は数多くある。が、後に、国際税務のスペシャリストより、それは単なる脱税であり、資金洗浄、マネーロンダリングであることを後に知ることとなる。

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最近はミャンマーに力を入れているようで、メインのウェブサイト、メインの会社とは別のように装って、ミャンマービジネスのウェブサイトを作っている。

■指定口座に入金したらまるごと盗まれた

和田泰明の代理人が指定した口座に現金化のための資金4400万円を入金し、納税が必要なくなるというお金を現金で受け取るというものだが、和田泰明の代理人から、お金を渡すことができないと連絡があったという。

4400万円を入金したにも関わらず、まるごとお金を取られてしまった形だ。

当然のことながら、和田泰明の代理人に返却を求めると、和田泰明の代理人は自分も被害者だと言わんばかりに、お金は全て裏で操っていた和田泰明が持ってってしまったと白状する。

この時、このマネーロンダリングシンジゲートのボスである、和田泰明を知ることとなった。

そしてこの顛末が、後に裁判官が、横領したのは和田泰明であると断罪する根拠ともなる。

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■資金洗浄犯罪組織のボス和田泰明の正体

お粗末な資金横領によってあっさりとマネーロンダリングのボスは和田泰明ということが判明。しかしわかるのは名前と電話番号のみ。会社のホームページはあるものの、住所は香港になっている。電話をしてもメールをしても反応がない。

その当時は、もともと帝国ホテルのオフィス棟にあった株式会社World Geno Matrixに所属し、上場するからと未公開株を売りまくったものの上場できずに終わったと言う。その後、Novel Era 社として香港での法人設立や口座開設の斡旋をしていた。

はじめのうちはおおっぴらに顧客を集めていたものの、クレームやトラブルも多かったようで、香港で名前を出しての仕事がしにくくなったこともあり、和田泰明は軸足をミャンマーに移している。

住居は大阪に籍をおいたり、香港においたり、東京に置いたりと点々としつつ、今は世田谷区にある外国人仕様高級戸建賃貸に落ち着いている。家賃は100万円以上だ。

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外国人仕様の高級賃貸に入居しているらしい。写真はイメージです。

■証拠を残さないビジネススタイル

和田泰明はもともとマネーロンダリングという犯罪行為を行っていることを認識していたのか、いざ、お金を騙し取られたあとになって、事件をたどってみると、きれいに証拠が残っていなくて、被害者は愕然としたと言う。

和田泰明の言う、現金化サービスは、最終的には和田泰明がお金をとっているにも関わらず、表面上には和田泰明の名前は一切出てこず、契約書もない。

和田泰明も、同様のトラブルで追われていたのか、香港滞在という一方で、日本国内での住まいを点々としていた。

しかし4400万円を盗まれた被害者は執念で和田泰明の居場所を突き止める。そして和田泰明を直接訪問して、盗んだ4400万円を返すようにお願いした。

■盗人猛々しく被害者を挑発する和田泰明

目の前に被害者が現れた時、和田泰明はかなり驚いたようだったと言う。しかしながら、被害者が盗んだお金を返すように言うと「見に覚えのないことだ」とすっとぼけて、まるで被害者の方が悪いだろと言わんばかりに「なんなら裁判でもしみろ」と言ってのけたという。

たしかに和田泰明の犯行を裏付けるに足るような証拠が殆どないことに気づく。

しかし4400万円も取られた被害者はありとあらゆる手段を尽くして、裁判所に訴えた。
被害者は和田泰明の代理人と和田泰明本人を被告として裁判を始めたが、裁判で応戦をした和田泰明は、被害者の訴えは「理論が破綻している」とまで言い切って、自らの無罪をアピールした。

和田泰明が4400万円を奪ったことを一番知っているのは、和田泰明の代理人だ。和田泰明が盗んだ罪まで自分に着せられるのは不本意だったのだろう。和田泰明の資金洗浄ビジネス、詐欺トラブルを知っていた和田泰明の代理人は、被害者の味方となり、和田泰明の4400万円詐取の立件に手を貸すこととなる。

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■4400万円詐取と裁判官が断罪

裁判官の下した判断は、当時、マネーロンダリングの窓口をしていた和田泰明の代理人の責任も全て和田泰明にありとして、和田泰明の全面敗訴となった。

前述のとおり、表面上には和田泰明の名前は出てこなかったが、被害者が執念で追求し、証拠を集めた結果が、法廷でも認められたのだ!

裁判所で和田泰明がマネーロンダリングを請け負っていたことが認められたわけであり、また、マネーロンダリングをすると言って代理人を通じて預かった4400万円を横領したということが、正式に裁判で認められたわけだ。

自分には非がないとばかりに、被害者に裁判をしろよと啖呵を切っておきながら、実際は責任があった、つまり4400万円を横領したということが認定され、和田泰明に4400万円の支払い命令がくだされた。

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セレブ生活を満喫しているものの、差し押さえ逃れのためか、他人名義の安い車に乗る和田泰明

■有罪無視で優雅な世田谷セレブ生活の理由

世田谷区の外れにある高級住宅地が広がる一角に外人仕様一戸建て賃貸がある。家賃は130万円ともいわれ、周辺は高級外車がたくさん走り、まさにセレブエリアだ。

そこに女房と子供三人と暮らしている。子供をプライベートスクールに通わせたり、音楽教室に通わせつつ、趣味の競馬をしながらスパに通う贅沢三昧の毎日だ。

裁判所から有罪判決がくだされ、支払命令が出ているのに、なぜそんなに余裕でいられるのだろうか?

それは和田泰明が事業の一つとしているマネーロンダリングによって、まさに、顧客から奪い取ったお金を誰からも奪われないように隠し持っているからであろう。

実際、和田泰明は自身の会社のホームページの経歴欄に誇らしげに次のように書いている「和田自身がオフショア法人名義でミャンマーにあるスターシティプロジェクトの16の分譲マンションを所有している」

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和田泰明をよく知る人によると、競馬と入浴が趣味で、日々、SPA巡りをする毎日だとか。

■和田泰明は国益を害し公益を損なう犯罪者

納税は国民の義務である。百歩譲って節税ならまだわかるが、和田泰明が堂々と客を集めて手数料をとって行っていたサービスは資金洗浄だ。犯罪資金を正統な手段で得た現金であるかのように装うマネーロンダリングであり、本来収められるべき税金を違法な操作で相殺する脱税行為だ。

本来日本に納められなければならない税金を逃れ、さらには自分は影に隠れて代理人を使ってそそのかし、お金をだまし取って法律の決定にも従わない和田泰明、現在も同じ手口で堂々と事業という名の犯罪行為を行っている。まさに公益を害し、日本の国益を損なう犯罪者であり、悪党だ。

 

和田泰明について

大阪府立八尾高校卒業

立命館大学中途退学

1999年~2001年 海外留学
2001年 インターネットショップ「アイケア・カフェ」運営開始
2002年 ラインジャパン株式会社を設立しネットショップの名称を「和心屋」と変更し営業
2004年 タイ、中国での仕入れを強化するために香港法人を設立。
2010年4月 CHINA WORLD SECRETARIES LTD(チャイナワールドセクレタリーズ)社長就任。
2011年1月 【経済産業省後援ドリームゲートアドバイザー】就任
2011年11月 NOVEL ERA LTD社長就任
2012年 ミャンマー現地にて法人設立

NOVEL ERA LTD について

社名 NOVEL ERA LIMITED 新都市時代有限公司
代表者 和田 泰明 (WADA, Yasuaki )
代表取締役 社長  五十嵐 大樹
設立年月日 2011年11月29日
資本金 HKD 500,000
従業員数 日本人4名 / 香港人2名 / 韓国人1名
所在地 Room 25, L1, Mirror Tower, 61 Mody Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
TEL +852-2366-0393(代表番号)
FAX +852-2723-1333(FAX番号)
URL http://www.novel-era.com
E-mail info@novel-era.com
事業内容 海外口座開設サポート
海外法人設立サポート
海外移住サポート、香港ビザ、中国ビザ取得申請代行サポート
国際税務コンサルティング
ミャンマー不動産売買
ミャンマー関連ビジネスを行う場合 ミャンマー不動産投資・ビジネスコンサルティング NOVEL ERA LIMITED (novel-era.com)

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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