注目→
ホーム » 社会問題 » 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議?

「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議?

Loading...

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

前代未聞の珍事?一水会本部に街宣車が集結?!

2015年4月某日、新宿区高田馬場に本拠地を構える新右翼、一水会に、多くの右翼団員が結集し、街宣活動を繰り広げ、現場は騒然とした。

写真提供:流石
街宣車を覗きこむ木村三浩氏 写真提供:流石

かねてから一水会に対して、ある右翼団体が街宣活動をしていたものの、この日は一水会に街宣活動をしている右翼団体に賛同した多数の右翼団体が合流し、今までよりも更に大きな規模での街宣を繰り広げられている。

当日、事務所内にいた木村三浩氏は、右翼団体の街宣車が大音量のスピーカーで抗議を始めると、事務所内から出てきて抗議活動をし始めた街宣車に近づき、車両の中を覗き込み、車の中で抗議文を読み上げている右翼構成員にむかって、街宣活動をやめるよう懇願していたが、それに対して抗議をしている右翼団体は今までも対話を要求してきたものの、無視されたことを引き合いに出し、木村三浩が右翼を名乗るのをやめるまで、街宣活動を続けるというのみで、抗議街宣を緩めることはなかった。

木村三浩氏は街宣が中止されることはないとわかると、街宣活動が繰り広げられて言う現場を尻目に、、木村はその場を去って行ってしまった。どこに行ったかわからないものの、その後、街宣車が一水会事務所前からいなくなると、コンビニの買い物袋をぶら下げて戻ってきた。「逃げたのではない。買い物をしに行ったのだ」とでもいっているかのようであった。

街宣車が一旦現場を離れ、再び一水会本部の置かれるビルの前に現れると、もう木村三浩氏は現れず、今度は青葉桜子と名乗る一水会の女性会員が現れ、街宣車の前に立ちはだかり、街宣に抗議をしはじめた。

写真提供:流石氏

それでも街宣をしている右翼団体構成員は、街宣をやめないどころか、これからも街宣活動を続けることを宣言するのみだった。いや、正確には、一水会に対する街宣活動は、木村三浩が一水会から引退し、一水会が右翼陣営から出て行くまで続けるということを宣言していたのだ。

右翼の仲間割れではない。右翼対エセ右翼でもない。左翼対右翼だ

世間では、ついに右翼が仲間割れか?という向きも多い。

いわゆる左翼の内ゲバと同じように考えている人も多いようであるが、一水会に抗議をしている右翼団体構成員は言う。 「これは右翼の仲間割れではない。右翼のフリをした左翼への、右翼の抗議だ。」と。

また、ある右翼団体代表はこう断言する「木村三浩は、新右翼を名乗っていることに対して、エセ右翼だという人もいるが、右翼でもエセ右翼でもない。ただの左翼だ」と。

それにしても、もし一水会が右翼のフリをした左翼であったのであれば、なぜこんな長きにもわたり、一水会が右翼を名乗ることを、他の右翼団体たちは容認していたのであろうか?

ある右翼幹部は次のように言う「右翼団体は、日本の古来からの伝統的価値観として、秩序を大変重んじる。自ら右翼と名乗る一水会を、他の右翼団体は同じ右翼であるからということで、一目置いてきた。そうした右翼団体の気風に気を良くしてか、一水会は徐々に右翼らしからぬ言動をおおっぴらにし始めた。つまり一水会は左翼としての正体を表した。つまり一水会は自分たちは右翼であるとウソを付いていたのだ。

それぞれの右翼団体は、多少の主張の違いがあったとしても、右翼団体同士で喧嘩するようなことはない。秩序を大変重んじるからだ。しかし、一水会はもはや右翼ではない。」

それはなにも、小難しい主張や思想を根拠に言うのではない。一水会が実際にやってきたことを振り返れば明白だ。次に挙げるようなことを、右翼がやるであろうか?

  • 猪瀬前都知事の政治団体から360万円を受け取る
  • 鳩山元首相のクリミア訪問に同行する
  • 民主党の有田芳生参議院議員 外国特派員協会で共同記者会見する

その他細かい発言等もあげればきりがない。こうした言動をしつつ、右翼だと名乗れば、他の右翼団体が怒るのも無理は無い。

2013/07/09 鈴木邦男氏「日の丸が泣いている」 ~日本外国特派員協会主催 鈴木邦男 一水会最高顧問&有田芳生 参議院議員
右翼の英断か右翼への裏切りか?2013/07/09日本外国特派員協会主催 鈴木邦男 一水会最高顧問&有田芳生 参議院議員 共同記者会見

増え続ける一水会に対する右翼団体の反旗

そもそも世間からでも「一水会は右翼じゃないでしょ?」と疑問視されていたが、右翼団体であればなおさら一水会の右翼としての資質に不信の念を持つであろう。

しかし、秩序を重んじる右翼団体は、紛いにも一水会は右翼を自ら名乗るがゆえに、黙認し、最大限尊重してきた。同じ日本を思う同士として、おもいやり、同じ右翼だからということで、抗議の声を挙げることを躊躇していた。

そうした心広い右翼団体の中において、右翼ということで得られるメリットをさんざん享受しながら、自分勝手好き放題やり、疑問を呈する人々に対しては、小難しい論理や主張を弄して巧みに追求をかわしてきたのだ。

しかし、一水会のでたらめな言動にたいして、ついに口火を切ったのが、今、街宣活動を展開している右翼団体だ。この勇気ある団体が木村三浩に抗議の声を上げたことによって、他の右翼団体も我に返ったのだ。

一水会は左翼だ!

徐々に一水会に抗議する右翼団体の賛同団体、賛同者は増えているという。一水会が右翼ではなく、左翼であるとなれば、当然であろう。

今回、街宣活動を主導している右翼団体が言うには、すでに十数団体は街宣に合流することを表明しているという。そして、今後もますます、その数は増えていくとのことだ。

抗議活動を本部前で呆然と見つめる木村三浩氏
抗議活動を本部前で呆然と見つめる木村三浩氏

しばき隊を煽動するデマと一水会の情報操作による抵抗

なぜか、この一水会に対する右翼の街宣活動を、しばき隊が迎え撃つ準備をしているという噂が関係者の間で広まっている。というのも、この一水会に対する右翼の街宣活動は在特会の桜井氏が裏で糸を引いているからだというのだ。

このデマは誰がどのような目的で流したのかわからないが、この一水会に対する街宣活動は、在特会とは一切関係がないことは事実だ。

そりゃ、一水会が左翼まがいの行動をすれば、当然、在特会も抗議の声を挙げるだろう。しかし、今、一水会に対して街宣活動を展開しはじめた右翼団体は、その動機は似ているかもしれないが、在特会とはなんの関係もない。抗議の声を上げている右翼団体は、何度も一水会に対して、呼びかけをしてきたものの、一水会側に応じてもらえなかった故に、一水会はもはや右翼にあらずとして、怒りを持って立ち上がった右翼団体の方々だ。

よって、一水会側が、なぜその右翼団体が街宣抗議活動を始めたのかを、よくわかっているはずだ。そしてその右翼団体が、在特会とは全く関係ないことも、理解しているはずだ。

追記:

遅ればせながら、今回の街宣に対する一水会の木村三浩による見解を見ると、次のように述べている。

この中でも特に注目したいのが次の部分だ。

つまり、この「何か裏がある」というのを、あたかも在特会が絡んでいるかのようにミスリードし、その抵抗勢力で勢いのあるしばき隊を動員しようとしている風にも思える。思わぬところで名前が上がる在特会やしばき隊にとっても迷惑な話であろう。

また一水会側は右翼団体の抗議活動に対して、インターネットなどを通じて必死の抵抗を繰り広げている。

例えばツイッターと呼ばれるインターネットのソーシャルネットサービス(電子日記のよなもの)に目を転じれば、冒頭に出てきた一水会の女性会員、青葉桜子氏が、次のように発言している。

現場、現状を知らず、この一水会の女会員の青葉桜子氏のツイッターでの発言だけをみれば、まるで、街宣車で抗議活動に来た右翼団体が、とんでもないでたらめな人間かのように思うであろう。

多くの人は、実際に現場を見ること無く、情報の拠り所はインターネットとなれば、こうしてインターネット上に多くの情報を流す一水会側の発言こそ、事実だと思ってしまいがちであるが、実際はといえば、今まで既存の右翼団体からの呼びかけを無視して、でたらめな言動を繰り返し、でたらめな対応をしてきたのは一水会であり、実際に街宣車が来て、その場から逃げるように去っていったのは木村三浩氏であり、現場で取り乱していたのは青葉桜子氏である。

青葉氏曰く「本物の右翼じゃない人とかも混ざってた感じ。」などと強弁をしているが、一水会に街宣活動を展開している右翼たちも、本物の、正真正銘の右翼団体だ。そのことは、一水会側が一番良くわかっているはずだ。

一水会に対する右翼団体の抗議活動は、今、始まったばかりだ。

追記:

とのことでありますが、一水会の本部に行ったことがある人ならお分かりかと思いますが、たいへん入り組んだ場所にあり、一水会に抗議に行った全ての街宣車と右翼団体の構成員が、一水会本部の前まで行けたわけではありません。小回りのきく街宣車のみ細い路地を入って一水会の前で街宣を展開していたというのが事実です。

また青葉桜子氏は、取り乱していた書きましたが、贔屓目に見れば、大変なガッツで抗議街宣に食い下がっていたとも言えます。その点は素直にすごいと思いました。決して青葉さんをやり玉にあげるつもりはなかったのですが、後日ツイッターで事実とは微妙に違う表現で発言しているのを発見し、インターネット上だけで情報集めをする人たちをミスリードしかねないために、やむを得ず青葉さんのツイッターまで言及したという次第です。あしからず。

 

Loading...

オススメの記事です


22 コメント

  1. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議?
    国際新聞社
    http://t.co/WVQfuSElq4

    Loading...
  2. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/iGEvRSQAxE @@kokusaipressさんから

    Loading...
  3. 左翼から見るとクリミアに行った「一水会」への嫉妬に思えるが?

    「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/dQI1KuIQF5 @@kokusaipressさんから

    Loading...
  4. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/po1kx5CAyd @@kokusaipressさんから

    Loading...
  5. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/9cRluo3pUm @@kokusaipressさんから

    Loading...
  6. 新右翼≠右翼ということがやっと世間に広がってきた。
    今までこいつらは右翼を標榜する極左であると言っても誰も聞いてくれなかったのに ワラ

    「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/WccKIWaNbC

    Loading...
  7. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/vmgA1NVuS8 @@kokusaipressさんから

    Loading...
  8. 一水会の木村三浩代表と「民主党の有田芳生参議院議員 外国特派員協会で共同記者会見する」と「国際新聞」にありますが、そうした事実はありません。http://t.co/ZLkIuw9tZM

    Loading...
  9. というか割と有名でしょう?

    対左翼用のスパイ機関、パイプ役だと思ってたのだが、違うのか?
    それじゃあ右翼の中でも結構な異端児だったんだろうか?
    エセ右翼なら何で今まで生き残れたんだろう?

    Loading...
    • NDB さま

      取材を通じて感じたことを書きます。

      一水会さんは、昔は大変熱心な右翼活動をしていらっしゃいました。
      それは多くの右翼の方々も認めるところです。
      同時にとても、エキセントリックな活動を展開してきました。
      そのエキセントリックの度が過ぎて、
      右翼が同じ右翼としては認めることが難しくなった
      というのが、正しい見方だと思っています。

      エセ右翼さが目につくようになってしまったので
      既存の右翼団体の方々が抗議を始めたのでしょう。

      Loading...
  10. もちろん一水会は左翼でしょう。
    鶴岡孝夫という代々木アニメーションの講師、肩書きに一水会の最年少入選の文字が。
    お偉い肩書きこそ左翼の左翼たる事実。

    Loading...
  11. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/3izwEKF2Sg @@kokusaipressさんから

    Loading...
  12. 国粋主義やれば右翼と思ってる人たち多すぎだよねw
    それに秩序を重んずるならなんで込み入ったところで街宣かけんだろうねw
    そこらの路地の秩序なんかどうでもいいってか?
    愛国なら何でもありなのか?
    愛国無罪って中国人のやることだぞwwwww

    Loading...
  13. @presidentxv @Sunplasyuu14
    今の一水会の位置かわかりやすく記載されています。まさしく左翼ですね。
    http://t.co/wFFzJru2mO

    Loading...
  14. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/ZcPMplWAby @@kokusaipressさんから

    Loading...
  15. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? | 国際新聞社 http://t.co/HM2MlmA1BJ

    Loading...
  16. http://t.co/9cRluo3pUm

    Loading...
  17. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/WbU2pSimI8 @kokusaipressから

    Loading...
  18. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? http://t.co/E5kY4ciPpP @@kokusaipressさんから

    Loading...
  19. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? https://t.co/z5Rx3jZD7j @@kokusaipressさんから

    Loading...
  20. 「新右翼一水会」への抗議は右翼の仲間割れでなく左翼への抗議? https://t.co/InoDAqT0oh

    Loading...
  21. 詳細↓

    https://t.co/6nsInoPMts

    Loading...

コメントをどうぞ

コメントを頂きましてありがとうございました。

投稿へ書き込みはページ下のコメント欄からお願いします。(匿名OK。公開されます)

世直し掲示板への書き込みはこちら からお願いします。(匿名OK。公開されます)

編集部へのご連絡・情報提供はこちら からお願いします。(匿名OK。非公開です)

あなたのフェイスブック、ツイッター、ラインなどのSNSでの拡散は左のボタンをご利用ください