警察を欺く上島珈琲上島弘之と徳裕会岡久理事長!虚偽告訴にゆれる病院買収
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悪いのは岡久理事長?上島珈琲と河本裕之?新田修士?
徳裕会という病院の買収をめぐり、告発書が高石署に提出され、受理された。しかしその告訴状はまったくのでたらめであるとして、逆にその告訴状を提出した告訴人が虚偽告訴罪で告訴された。
ことの発端は、岡久が理事長を務める徳裕会という病院の売却話をめぐり、上島弘之を代理とする河本裕之が病院買収の資金を新田修士によって横領されたということで、買収側の上島弘之を代理とする河本裕之と売却側の岡久が告訴をした。
しかし告訴された新田修士は、その告訴内容はデタラメだとして、逆に虚偽告訴として反訴している。
虚偽告訴等罪
「人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。」
虚偽告訴罪は、告訴された人だけでなく、国の捜査機関である警察をも巻き込んで欺く重大な罪だ。まして、当初の告訴状は警察に受理されているとなれば、もうすでに、双方言った言わないのレベルでは済まされない。
提出された告訴状が虚偽告訴だと主張しているのが、病院乗っ取りで有名な新田修士氏だという。そして、警察を欺いてまで虚偽告訴に及んだのが、医療法人徳裕会の理事長、岡久と株式会社ウエシマコーヒーの上島弘之。
世間的観点から見れば、立場的に新田修士の分が悪い。しかしこの事件を仔細に調べていくうちに、驚くべきことが明らかとなった。
最悪人間岡久理事長が倒産寸前病院を売却画策
今回、警察を欺き虚偽告訴に及んだとされる岡久は、山口県下関市にある医療法人徳裕会の理事長という立派な身分だ。齢90を超え、すでに車椅子生活だというが、つい最近までも、車いすながら、現役の医師として医療行為に従事していたという。
それだけ聞くと、たいそうな人物に聞こえるが、岡久理事長をよく言う人はあまりいない。
まず、肝心な医者としての能力が完全に欠如しているという。
関係者曰く
「医者としての能力が欠落している」「介護老人保健施設も併設していますが、深夜の入所者の様態急変にも医師としての対応もできず、私も夜勤の看護婦から苦情またはこの施設の体制が怖いと退職を願う職員もいました。」「岡理事長は容態の急変で死亡に至った入所者を全て夜勤の看護師に責任転嫁していました。」「不幸にもお亡くなりになった入所者に直接説明もせず、多くの遺族のからクレームが来ていた」「責任を看護師に追いつけていたのも事実」
また、岡久理事長自ら、自分は医者としての能力はないとも周りの人に漏らしていたというから、呆れる。また、医師としての能力だけでなく、人間としても最低だ。
「徳裕会で働いている職員は、給与が公平でなく、気に入らない職員は配置換えややめさせろとかのワンマン経営」だったという。そのような御仁が、なぜ徳裕会の理事長まで上り詰めることができたのだろうか?
岡久はもともと、和歌山県新宮で開業医をしていたものの倒産。その後、全国50箇所にも及ぶ病院を転職したという。平成元年には帝京大学グループに入り込み、岩尾紘一氏と組んで医学部裏口入学をやり、裏利益を取得したことが週刊新潮に暴露されている。法令違反訪問診療行為によって、登録医の取り消しを受けた際、医師免許の取り消しもされそうになったこともあったという。
そして最終的にはブローカーと組んで、「徳裕会の前理事長をたぶらかして乗っ取ったもの(関係者談)」という。岡久本人の言葉を借りれば「この施設はタダで手に入れた」「徳裕会は●●氏の紹介でただで手に入れた医療法人」だという。そしてその乗っ取りの貢献者となったブローカーに対しても、約束の謝礼を払わずもめている。
このような状態であるから、人望もなく後継者も現れないのも当然だ。病院の経営状態も最悪で、「売却は本位ではないものの、倒産寸前のために債務が息子に及ぶのを防ぐため。」に売却に至ったという。
病院売却の一切を新田修士に委任
上記のような事情で、債務を抱えたメインバンクである山口銀行はすでにM&Aという名の債務整理に入っていたという。よって、理事長とはいえ、だまっていても、自動的に病院をとりあげられてすっからかんで借金背負って、病院から叩きだされる状態だった。おおよそまともな人間は歯牙にもかけない、最低の人間であり、最悪の病院だったわけだ。
そこで、病院乗っ取り屋で有名だった新田修士氏に連絡し、 売却先を探してもらうために、、藁にもすがる思いで病院売却の一切を委任した。その際の条件は、譲渡取得金を岡久と新田修士で折半することだった。売却までに及ぶ手続きにおいて、必要な業務を円滑に行うために、岡久は新田修士氏にゴム印と印鑑の作成を自ら委託する。しかし後に、謝礼金の支払いをケチるために、そんな依頼をした覚えはないとして、私文書偽造と主張する原因となる。
倒産寸前とはいえ徳裕会の問題の原因は、理事長である岡久とその体制であって、それさえ解決されれば、、100床の病院で月商4000万円の施設を有する病院であるから、日本経営の査定では9000万円という数字になったという。
その数字を元に、新田修士は過去に資金調達事業で親交のあった株式会社ウエシマコーヒー一族の上島弘之を引っ張ってきた。
上島弘之は世間知らずの金欠おぼっちゃまくん?
株式会社ウエシマコーヒーといえば、その名を知らない人はいないであろう有名な会社であるが、その企業規模とは裏腹に、未だに上場せずにいる。閉ざされた企業体質から、その閉鎖体質の問題点がしきりに指摘されている。
そんな上島一族である上島弘之も、ご多分に漏れず世間知らずのお坊ちゃまようだ。病院買収額で提示された当初の金額は9000万円だった。そして新田修士、岡久理事長、上島弘之の間で、手付金は4000万円で、権利譲渡後に5000万円という条件で、病院の売却が決まった。
その後、上島弘之氏はひっこみ、上島の紹介ということで、河本裕之が一千万円を支払うのだが、それ以降、支払いをせずに、売却話は頓挫する。
河本裕之は確かに上島弘之の代理として、一千万円を支払ったものの、当初の取り決めでは、4千万円支払った後に、理事長の交代、理事の入れ替えをするはずだった。
しかし河本裕之は「上島から聞いていない」の一点張りで、たとえ6億の負債があろうと年商5億円の施設を一千万円で経営権の譲渡を迫るとは、あまりにも世間知らずだ。
ちなみに河本裕之が支払った一千万円は、上島側の支払いの遅れにより資金繰りに窮していた徳裕会が、勤務医招聘費用に充てられたという。
にも関わらず、理事長交代や理事入れ替えによる経営権の委譲を迫っていた理由はなんだろうか。1000万円で乗っ取りを画策していたのだろうか?それとも、そもそも当初の資金調達ができなかったのであろうか?
いずれにせよ、上島側の都合で支払いが遅れていたのであるから、契約証拠金として払った1000万円は、遅延損害金等として、手付流れになってしまうことは免れない。
となれば、上島側が払ってしまった1000万円を取り戻すには、いちゃもんを付けるしかない。自らの契約不履行で取りあげられた一千万円を取り戻すために、警察を巻き込んで、ウソの告発状を提出するという、虚偽告訴に及んだのだ。
岡久と上島・河本のケチ根性な利害が一致
上島弘之は、自らの約束不履行によって手付流れになる一千万円を取り戻したい一心で、虚偽告訴に及んだであろうことは、わかるが、なぜ岡久、上島弘之はともに手を組んで、でたらめな告訴をするという犯罪に手を染めたのか?
実は岡久理事長にとっては、このような告訴などどうでも良かった。というのも、岡久氏は当初3000万円を手に入れる予定だったのが、6倍を超える1億8千万円を手にしたからだ。しかし、それでも新田修士を虚偽告訴という犯罪を犯してまで、告訴したのは、当初新田氏と約束していた、お礼金の支払いを逃れるためだった。
実は犯罪的な謝礼不払いトラブルは前科があった。
理事長就任謝礼2000万円の支払いをバックレる(O氏の場合)
徳裕会の前理事長である徳永氏に対して、資金付をするという約束で病院の買収話を持ちかけ、理事長に就任を果たすも、その際、ブローカーと約束していた謝礼の2000万円の支払いをバックレる。
1500万円の支払いをバックレる(T氏の場合)
最終的に成立した1億8千万円の売却金の報酬として、尽力した紹介者への謝礼金であり、手数料、当初は1500万円の約束であったが、60万円しか支払わず、催促をすると難癖をつけて逆ギレ「契約は司(自分の息子)がした。●●会もわしが繋いだ(買収先を見つけてきたのは自分だというがもちろん難癖)」
「難癖つけて払いたくない」「難癖つけて取り戻したい」利害が一致
岡久のビタ一文支払いたくないというけち臭い根性は相当のもので、T氏の場合に至っては、岡久氏の病院立て直しのために前職を辞めてまでして、尽くしてきたにもかかわらず、1億8千万円の買収を成功させた後に、謝礼を払いたくないばっかりに、T氏の悪口を吹聴して回り、退職にまで追い込んだ。
新田修士への謝礼支払いも、なんとかしてかわしたいと思っていた岡久理事長は、上島弘之氏との争いごとに乗じて、共に新田修士を告訴するという、暴挙に出たのだ。
岡久理事長は、新田修士を私文書偽造としているが、そうではないことを一番良く知っているのは岡久理事長なはずだ。なぜなら、岡久理事長自ら新田修士に売却の一切を委任し、ゴム印等を作らせたからだ。
新田氏が作成した文章は、病院売買に必要な書類であり、横領のために偽造したものではないことは明らかだ。
こうしてそれぞれの私利私欲を満たすために、警察を巻き込んででたらめな告訴をしたのが、岡久であり上島弘之であり、その代理の河本裕之だ。
この両者の提出した告訴自体、極小数の私人間の金銭トラブルに過ぎず、また少し調べれば、その内容がおかしいことはすぐに分かったはずだが、なぜこの告訴状がスピード受理されたのか、謎が残る。そもそも、管轄とは思えない高石署がなぜ唐突にこの告訴状を受理したのか?
小金を掴まされて、暴力団の手助けをする警察官が実際にいる世の中ですから、こうした虚偽の告訴状がスピード受理されるのも、あまり不思議なことでもないのかもしれません。
高石署はこの虚偽告訴の事実関係を徹底的に洗い出し、警察官も含め、この不正に関わった人物を全て調べ上げ、厳正な処分を下すべきであろう。
基本情報
医療法人徳裕会
下関市山の田東町4-20
理事長 岡久
新田修士
1940年3月10日生
大阪府在住。
医療コンサルタント。
大阪府高石署
所在地 〒592-0002 高石市羽衣4丁目2番23号
・最寄り駅 南海本線 羽衣駅
・電話番号 072-265-1234
・管轄区域 高石市