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吉川市長選「最終章…野望」

(@匿名)
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吉川市長選「最終章…野望」
今だから言える「医師会除名問題の発端と吉川市長選……」

吉川市がまだ吉川町といわれていた頃、約半世紀にわたり医師会、歯科医師会、薬剤師会は3つを纏めて「三師会」と呼ばれていた。この会には規約などはなく(定例会は実施していた)、持ち回りで研修会や年末には行政の関係者も含めての懇親会を行っていた。20年前頃には吉川市の全学校長を集め、歯科医師会が当番の時にスライドフィルムを使用して「フッ素洗口」や「フッ素の働き」についての講話も行っている。「三師会」会長も「フロリデーション」について好感を持ち、熱心に聞き入っていた様子が目撃されている。その後平成13年になると「吉川市水道水フッ化物添加検討部会」が発足し(平成13年12月)、「三師会」の会長も反対はしていなかった。

今から4年前に「三師会」の会長が、政治色を持ち持ち込んで来た。自分の娘婿を県議にするために「三師会」で支援するというもの。この会長は「三師会」の推薦を獲得するため、元医師会会長という立場から、当然医師会の推薦を得られるものと考えていた。「三師会」はもともと政治色を好まない団体であったため、医師会会長と衝突してしまった。しかし「三師会」の会長の娘婿は、対抗候補者の人気が芳しくないため、県議当選を果たした。

吉川医師会は松伏町医師会と合併し、吉川・松伏医師会となり、「三師会」は自然消滅することとなった。「三師会」にはそれぞれの会長がいたため、この会長は行き場を失った。そこでこの会長は吉川の医師会独立を図り、その頂点に君臨することを志しクーデターを起こした。が、結果失敗となり医師会を除名になった(経緯の詳細は「吉川松伏医師会」のHPに『裁判・公正取引経過』として掲載あり)。しかし懲りずに再び新たなる「三師会」を発足したが、追従する医師は殆んどいなかった。消滅した「三師会」は吉川市の市長、教育長、市議会議長、小中学校長が参加して「医療団体懇親会」と名称を変え今も存続している。

この元「三師会」会長にとって、医師会の除名は、予防接種などの業務に支障が起き、不都合と同時に医師としてのプライドにも傷がついた。そこで県議として何の実績もなく、1期目の任期も全うしていない娘婿を現市長と交代させ、復権と安定を目指すという計画を立て、実行に移した。娘婿の県議選時に関心を寄せ支援した市議を頼み、票獲得を目指した。この市議は「フッ素は毒」、市のイベントなどでのフロリデーション水の試飲では公然と一般市民を前にして「こんな毒飲めるか」と言い放っていた。そしてむし歯予防としての「フッ化物応用」や「フロリデーション」反対を唱え(のちに「フッ化物応用」を推進する市の「歯科口腔保健条例」(吉川市歯科口腔保健の推進に関する条例)には賛成している…「フッ化物応用」には「フロリデーションの推進」も含むのだが)、反対派吉川市民約6500人(吉川市民以外を含めると約7500人)分の「反対署名」を市長に提出し、更なる反対派の拡大と取り纏めを行い、除名された医師の娘婿をバックアップして、吉川市長選に臨んだ。この市議は、小学校の式典(祝辞を述べる役)を無断で欠席し、市議全員での他県への給食センター視察も無断欠席、極めつけは市議会の委員会でのセクハラ問題(詳細は吉川市市議会よしかわ「自民・みらい」議員団 議員団報 第11号 平成26年7月10発行に掲載)などいろいろあるため、来年の市議選に向けこの娘婿を利用したいというGive & Take を狙っていたと見ている市民も多数いる。

「フロリデーション」反対を争点にして若い主婦層(幼・小児の母)を中心に票を伸ばしたこの娘婿は、市長に当選した。医師会を除名された元「三師会」の会長は、ついに吉川の医師会に留まらず、傀儡政権(院政)として吉川市全体を見下ろすピラミッドの頂点に君臨することとなった。

吉川市は、市の各種保健事業や学校定期健康診断等は医師会、歯科医師会等団体に委託しており、個別に医療機関とは契約していない。もし個別契約を行えば、特に吉川市は歯科医師会に所属しない歯科医師も多数おり、一件いっけん契約するなど煩雑を極め、更に癒着や価格のばらつきの監視、各歯科医師との日程調整までも市が行わなければならないことになる。医師会は現在所属していない医療機関は(元「三師会」会長の医院を除く)ないとのことだが、医師会も個別契約となると歯科医師会と同様の煩雑さに見舞われる。だから市は1医療機関とは個別契約を行わないのだという。もしこれを行えば、これを機に医師会脱退を申し出る医師が出て来ることも考えられる。そうなると医師会のクーデターが再び、そして喜ぶ人物が……。

院政を敷きクーデター以上の成果を得たのだから、関係ないか。

この新市長及びセクハラ議員そして院政医師(元「三師会」会長)たちが「フッ素は毒」という思想を市民に植え付けたことに対し、(WHOや世界の専門機関は推奨している)「水道水フロリデーション」を支持する日本の医学・歯学・疫学などの学会それに歯磨剤メーカーなど「フッ素」に関わる専門機関からの反駁が当然予想される。果たして新市長は学術的、論理的に対抗できるだろうか。もし、新市長自身が間違った理解をしていたなどと表明でもしたなら、大変なことになるだろう(新市長は県議のときに県の「歯科口腔保健条例」に賛成している)。

まっ、これも関係ないか。真っ当に暮らしている市民に悪影響が出なければいいのだが。

ネット上を見ると「水道水フロリデーション」とは、水道水に含まれるフッ素濃度をむし歯の予防に適する濃度に「濃度調整すること」と説明されている。フッ素濃度が高い場合は下げ、低い場合は上げ、人体に影響なくむし歯予防に適する濃度に調整することらしい。とすると、吉川市の「フロリデーション」とは、新市長のいう「水道にフッ素を混入させる」とは全く異なることになる。水道水だけでなく、海水や魚介類、野菜、お茶などにもフッ素は含まれているという。

「フッ素は毒」の思想を持つ市長はじめ吉川市民は何と風評に弱いのか。それを選挙戦に利用した新市長は何と頭がいいのか。

「吉川市歯科口腔保健の推進に関する条例」には「平成24年厚生労働省告示第438号に定める基本的な施策……」とあり、新市長や支援した市議も賛成したこの条例をどうするのだろうか。「フッ化物応用」反対を唱え、自分自身は賛成しているというこの矛盾を吉川市民は知らないのだろう。新市長さん、市民のために自分の行為に矛盾のないようにお願いします。

いずれにしても、吉川市を今より更に住みよい街にして欲しいと願うだけです。

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投稿済 : 2015年3月2日 21:06
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