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「ネット中傷者の親から50万円搾取」元迷惑系へずまりゅうが進める「開示請求ビジネス」への賛否両論

(@ミライズワークス投資詐欺事件被害者の会)
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世直しのつもりなのか……。

元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうが、「家庭訪問」と称して誹謗中傷者の元を訪れ話題となっている。

3月25日にX(旧ツイッター)で

《悪質な誹謗中傷をしてきた8名を開示請求しました》

と報告し

《今後の流れとして弁護士を連れて直接本人に会いに行きます。態度が悪かったり謝罪の気持ちが伝わらない場合は名前や会社を晒します》

と予告。早速、同26日に誹謗中傷をした人物に会いに鹿児島へ行ったことを明かし

《ビビり散らかして泣き崩れていましたが全く同情できませんでした。示談金の話が上手く行き次第次は神奈川に参ります》

とつづった。

今月に入っても止まらない。8日にXを更新し

 

《開示請求をした神奈川県の無職48歳男性宅に弁護士と家庭訪問しに行きました》

といい

《警察を呼ぶと言われましたが敷地内には入っていないので建造物侵入に当たらないです。50万円で示談できたので彼の名前や住所は晒さないことにします》

とリポート。続けて

《本人が貯金もなかったので親から搾取しました。因みに彼からは何度も『お前はデブで顔面ブサイク親も嫁も気持ちが悪い』と言われてきました。まさに自業自得だと思います》

と断じた。この投稿はXで214万回表示(10日現在)され、現在も拡散され続けている。

ネット上の誹謗中傷は決して許されることではない。近年はそうした中傷に苦しみ、自ら命を絶つケースも発生している。

「あまりにもひどい投稿に対しては、プラットフォーム側に対して発信者情報の開示請求を求めることができます。これによって中傷者をある程度“特定”することができますが、へずま氏の手法は“いかがなものか”という部分もあります」(法曹関係者)

「家庭訪問」と称して、中傷者の元を訪れ、そのやりとりをXにアップ。態度が悪ければ、名前や会社を晒すと脅す。これはある意味「取り立て」に通ずるものがある。

前出の法曹関係者は

「原則として、開示請求は訴訟のために行うものです。申立書にも『損害賠償請求のため』と目的を書きます。へずま氏は訴訟提起しているのでしょうか?

仮に裁判を起こさず、中傷者の自宅に乗り込んで、その親から直接50万円をせしめたのなら、本来の開示請求の目的から逸脱していると考えます」

と指摘する。へずまもかつては迷惑系ユーチューバーとして逮捕、有罪判決を受けた身。それが今や「誹謗中傷撲滅」という正義を振りかざしている。

「たしかにへずま氏は能登半島地震の被災地でボランティアとして従事するなど、評価すべきところはあります。ただ、今回の誹謗中傷に関しては、ある種の“開示請求ビジネス”のようにも感じられ、ネット上でも批判の声が多く上がっています(スポーツ紙記者)」

何より、「取り立て」に近い行為は今後の開示請求の制度にも悪影響を及ぼしかねない。

 

前出の法曹関係者は

「裁判以外の使途で“発信者情報”を利用され続ければ、プラットフォーム側が態度を硬化させる可能性があります。今後、開示請求を予定している人々の不利益にならなければいいですが……」

と語る。

へずまは示談金50万円についてフォロワーから「安い」と指摘され

《間違いない。開示請求は一人30万円だから50万円でも20万円の利益にしかならない。しかもイーロンマスクに変わって開示請求が難しくなった。

(半年~1年かかる) 開示請求してもほとんど無職40~50代。だからネタにしつつ回収できたらいいレベル。家族をバカにされて苦しいけどないものからは回収できないね》

とXで返している。

誹謗中傷は犯罪的な行為であり、家族をバカにされた怒りもわかる。だが、“開示請求”をネタにする“危うさ”もあることを忘れてはいけないだろう――。

 

出典:FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)

 
投稿済 : 2024年4月11日 12:33
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