医療問題

防衛医科大ではじまった“教授ごっこ“研究業績が無いのに教授?

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防衛医科大学校 防衛学研究センターで専門の学術発表、論文発表をしたことが無い医官が教授に抜擢されたという。

 その教授は、調べる限り、20年前に博士課程を卒業以来、学術活動の経歴が見当たらない。

 それは木村幹彦教授だ。

 そのような人物が教授になるとは、まともな大学では考えられない人材抜擢だ。

 しかし、防衛医科大学校では、恐ろしいことに、教授や准教授の肩書を持ちながら、学術業績は助教いかという教官が複数名存在する

 防衛医学研究センター他、防衛医科大学校 にはこのような、大学詐欺まがいの教官が複数名存在する。

 この様な教授の実績を知らずに、入局してしまい、博士課程にも複数名入ってきてしまっている。

教授会で反対する教官の声は無視され、前代未聞のバカ教授が抜擢されてしまった。

 予算増加を声高に訴える防衛省。

 大学詐欺のような現状で研究費を要求する防衛医科大学校

防衛医科大学校は文部科学省の管轄ではないため、大学としてのレベル維持のため、大学評価・学位授与機構の教官審査を受けなければならないが、防衛医科大学校はこの様な教官には審査を受けない様にしている。教官の資格に耐えない教官の存在を隠しているのである。

 大学ぐるみ、防衛省ぐるみの“ 大学詐欺 “、” 教授ごっこ “ が防衛医科大学校で行われている。

kisha hamada

参考:令和5年6月20日 防衛大臣記者会見

Q:防衛医大の人事に関してお伺いしたいんですけども、現在、防衛医大の方で、新しい教授の候補として木村幹彦1等空佐、この人は、中部航空隊の方面司令医官という、今、立場なんですけれども、この方ですね、博士号は持ってらっしゃるんですけれども、過去、論文を書いていない、であと専門の研究をされていないという、なんでこれがこういう方が、防衛医大の医官になれるのかという問題が一つと、これは各3幕の衛生部の皆さんが総力で推してらっしゃるという、非常に恣意的な人事を感じるんですけれども、大臣この件何か御存じですか。
A:防衛医科大学校の教授についてはですね、校内に設置した資格審査委員会により、診療業績や論文を含む、研究業績を審査し、教授として適切な者を選考しておるところでありますので、そういった形で現場からの色々な審査を通してですね、人事は決めておるというふうに考えておるとこであります。

Q:私が取材したとこによるとですね、防衛医大の教授会の中でそういう異議が出ても、それを全部議事録で消してしまうと、防衛医大の教授会の議事録は公文書なんで、これ公文書偽造になる可能性があると思うんですね。しかもその上で、四ノ宮校長がですね、幕僚監部からの依頼人事だから反論するなと、あとは小林副校長はですね、教授選任はね、学長と副校長にあるので他の教授は笑って見てろと、こういう発言されているそうなんですよ。これってじゃあ教授会って必要ないんじゃないですか、有名無実なっているんじゃないですか。普通、医学部でよその医大でこういう人事って博士号は持っているけれども実際の研究の実態がない、研究の論文を発表されていない人が教授になるということは普通ないかと思うんですけれども、大臣いかがお考えですか。
A:今、御指摘をいただいた件については、私は承知をしておりませんので、私としての立場からすれば防衛医大の決定というのは、そんな軽いものなのかなあとは思いますけれども、また今後ともそういったことを皆さん方にそういう疑念が持たれるようなことでは困ると思いますので、私の方からもそれをまた確認をさせていただきたいと思います。

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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