医療問題

自衛隊医療は国家レベルの詐欺!自衛隊入間病院の惨状

Visits: 2295

航空自衛隊は自衛隊三沢病院、岐阜病院を集約し、那覇病院は陸自に譲渡し高機能化と救急医療の一般開放を宣言した。
  埼玉新聞では自衛隊側の大本営発表を次のように報じている。

自衛隊入間病院が開院、3病院を集約し高機能化 一般市民の2次救急患者も受け入れ 10診療科で60病床
 航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市稲荷山)に隣接する米軍ジョンソン基地跡地留保地に整備が進められていた自衛隊入間病院が17日開院し、記念式典が行われた。  同病院は自衛隊の三沢病院(青森県三沢市)、岐阜病院(岐阜県各務原市)、那覇病院(那覇市)の3病院を集約、高機能化した。通常は隊員やその家族の診療を行うとともに一般市民の2次救急患者を受け入れる。診療科は内科や外科、救急科など10診療科で病床は60床。  敷地面積は約28万平方メートルで病院建物周辺には陸上競技場が整備され、平日夜間や休日などに市民に開放される。災害時には救援物資などを集積する拠点としても活用される。  式典に出席した岩本剛人防衛大臣政務官は「航空機による患者輸送や救急患者の受け入れなど地域医療にも貢献していく。入間病院が能力を遺憾なく発揮し、多くの国民、隊員の命と健康を守ることを期待している」と話した。

埼玉新聞

しかし現状は、いまだ、一般開放は行われず、入間基地東側にある病院前の通用門は固く閉ざされている。

irumahospital

電子カルテはCTやMRIとの連携の欠損した失敗作。
リネン室の未整備で入院患者を受け入れることはできない。
実績稼ぎに自宅療養で十分な隊員を宿泊させ、入院実績にしている。
シーツ類は隊員の自前、洗濯は看護師が自宅へ持ち帰り行うという粗末な現状。
手術器具の未整備から手術も出来ない。
救急外来の受け入れは医師の能力、マンパワーの両方の欠落からいまだめどが立っていない。

2年前から自衛隊入間病院準備室が運営されこの状態。
室長はさぼり、航空幕僚監部首席衛生官他全く指導しなかった模様。
見れば、院長の専門は検査、副院長の専門は精神科と一般内科、さしずめ療養施設の管理者レベル。

有事災害時の隊員や国民の救急医労など夢のまた夢。
政治家の指導が必要だ。

自衛隊医官の退職は劣悪な勤務環境が原因

大規模災害の増加や、ロシアによる戦争や、中国の好戦的挑発が増えてきている今、自衛隊の果たすべき役割はますます大きく、そして重要になってきている中で、自衛隊病院がこのような状況でいいはずがない。

 早急かつ抜本的な改革が今、必要だ。

匿名OB

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Back to top button
Send this to a friend