偽装除染横取スクープ!除染作業員の命がけ告発で環境省に謝罪させた共同通信!
Views: 4
共同通信が2016年新春号一面でスクープ予定の記事を横取!
今からここで報道することは、実は共同通信社が2016年の新春号でスクープするものを、弊社が横取りする形で報道したことをここに認め、謝罪いたします。
このスクープを横取りした行為は、マスコミ業界において、慣習的にも法的にも、決して許されるべきことではありません。よってスクープを横どしりしたということに関しては、しかるべき法的裁きを受ける覚悟はありますので、共同通信に於かれましては、国際新聞社に対する法的対応をご検討いただくことを、お願い致します。
なお、弊社が共同通信のスクープを横取した経緯に関しては、次回の記事にてその詳細を報じますが、今回は、共同通信が新春号でスクープ予定だった内容を、弊社が修正加筆して皆様にお伝えします。
告発のために命を賭け法を犯してむしりとったラベル
今、国際新聞社の編集部に、何かからかむしり取られた、乾いた泥だらけの汚いラベルがある。ガイガーカウンターを近づけると、かなりの放射能に汚染されていることがわかる。
これは、放射能に汚染された日本の国土を綺麗にするために、自らの命を捧げることを決心した、ある一人の生真面目な除染作業員から、国際新聞社に封書で送られてきたものだ。
これは何か?
これは、 除染作業で出た放射性廃棄物を詰めた黒い袋、フレコンバッグについていたラベルだ。もし厳密に法律解釈をすれば、フレコンバッグは国の所有物であるから、そこに付いていたラベルをむしりとり、持って帰ったというのは、器物損壊および業務上横領罪にあたる。立派な犯罪だ。
自らここが最後の働く場所と覚悟を決め、除染作業に従事しているこの生真面目な除染作業員が、こうした犯罪行為を行ったことが、現場監督にバレようものなら、彼はすぐに現場から追放され、翌日から路頭に迷うこととなる。ただでさえ、現場監督はそうした除染現場の現状が外部に漏れないように細心の注意を払っている。
なのになぜ、彼は、そんな危険を冒してまで、このラベルをむしり取ったのか?
それは、除染現場のデタラメさに気づいてしまったからだ。
除染作業をさせているフリをしている環境省?
日本を愛し、日本を放射能から守るために、自らの命を捧げることを決心した生真面目な除染作業員が、放射性物質をいれたフレコンバッグのラベルを見た時、いかに環境省が除染作業を適当にやっているのか、それに気づいたからだ。
除染作業員がむしり取ったラベルには次のように書かれている。
そして次の写真は彼がラベルをむしり取ったフレコンバッグの山の写真だ。
あなたは気づいたであろうか。
この放射性物質の集積場で使用されているフレコンバッグのラベルの注意書きには、「屋外保管の場合は必ずカバーをして下さい。」と書いてある。
しかし、写真を見ての通り、フレコンバッグの山は何に覆われるでもなく、正真正銘、野ざらしだ!
これはつまりどういうことか?
安倍首相はオリンピックを誘致するために2013年年9月、福島第1原発事故の影響への懸念を払拭(ふっしょく)するため「放射能汚染水は完全にコントロールされている」と言っていたはずだが、実際は「環境省 除染廃棄物関係ガイドライン 準拠品」のフレコンバッグに書かれている注意書きさえ、守られていない状態で、適当でいい加減な形だけの除染作業が行われているのだ!
この些細な事実こそが日本政府が除染しているフリを暴くスクープ
あなたはスーツを洗濯する際に、まずスーツに付いているラベルを確認するでしょう。ラベルに書かれた注意事項に「洗濯機で洗わないで下さい」とラベルに記載されていれば、洗濯機で洗わないはずです。
たかが家庭で使う数万円のスーツでさえも、ラベルの注意書きに沿わないようなことはしないでしょう。
しかし日本政府はラベルの注意書きをガン無視して、洗濯禁止のスーツを洗濯機でジャブジャブ洗っているようなものなのです!
前代未聞、未曾有の原発事故によって、無残にも広範囲に撒き散らされた放射能。日本のみならず、世界規模、地球規模で深刻な問題だといっても過言でない、この原発事故の後処理に、世界各国のメディアはその一挙手一投足にまで注目されていると言っても言い過ぎではありません。
まして、2020年には日本でオリンピックが開かれる。だれもが放射能にまみれた日本に来ようとは思わないでしょう。
だからこそ、世界のメディアは鵜の目鷹の目で日本の除染作業の行く末に注目しているのです。まして、技術立国である日本が、どんなに賢い、どんなにすばらしい除染作業を展開していくのか?
しかし、このむしり取ったラベルからわかることは、日本政府は、見えない放射能の漏れだす危険を考えるよりも、とりあえず放射能に汚染されたものを袋詰にして一箇所にあつめて山積みすることで、除染作業を頑張ってます!という絵を作れれば、細かいことは気にしていないというスタンスなのです。
つまり、除染しているフリをしている、偽装除染なのです!
フレコンパックに近づいて見てみると、 多くのフレコンパックは、破けて中の放射性物質が飛び出している。つまりせっかく封じ込めたはずの放射能が再び撒き散らされているわけだ。
それに対して、どう対応しているかといえば、写真のとおり、敗れたところにガムテープを貼り付けている。ガムテープで放射能拡散を防いでいるというわけだ。
これが安倍首相が全世界に誇らしげに宣言した、「完全コントロール」の実態なのだ!
共同通信にスクープを持ち込み環境省は除染作業不備を謝罪した
生真面目な除染作業員は、このラベルと、そしてラベルをむしり取ったフレコンバッグの写真を共同通信の記者に渡した。
共同通信の記者はこれはスクープだと一緒になって興奮してくれた。その後、共同通信の記者はこの証拠を持って除染作業の監督義務のある環境省に、この除染現場でのいい加減な状況に関して、詰め寄ったという。
その後、程なくして、除染作業員が告発した野ざらしフレコンバッグの置き場に、そのフレコンバッグ全体を覆うようにテントが設置されるようになったという。
共同通信の記者が言うには、環境省はフレコンバッグの扱いの不備を認め、そして謝罪し、そして適切な処置として、フレコンバッグのラベルの注意書きに記載されたとおり、屋外保管に必要なカバー代わりに全体を覆うテント設置を決めたのだという。
つまり、この除染作業員の決死の告発は、正しかったのだ!
共同通信の正月スクープを泥棒した国際新聞社?
それにしても、なぜこの除染作業員の決死の告発、共同通信の快挙、大スクープを、国際新聞はこんなにも堂々と横取りし、ぬけぬけと発表したのか?
国際新聞社はスクープ泥棒なのか?国際新聞社はスクープを横取りする悪徳新聞社なのか?
いや、実は、環境省を謝罪させたという快挙を成し遂げた共同通信社こそ、悪徳だったのだ!共同通信社に虫けらのように扱われ、小バカにされた生真面目な除染作業員の告発者は今、いい加減な除染作業をすすめている環境省に対して怒っていると同時に、傲慢で信用出来ない共同通信社にたいしても、言いようのない怒りを感じている!
次号では、「環境省のスパイ?共同通信記者は必死な告発者の生き血で肥える豚(仮題)」として、腐りきった大手メディア、マスコミのヒドすぎる取材現場を告発する。
なお、この生真面目な現役除染作業員告発者の正体を知るのは、国際新聞社と共同通信社のみだ。もしこの先、突然なんの理由も聞かされず、この現役除染作業員が解雇されるようなことがあったとしたら、それは、共同通信社が雇い主にチクったことを意味する。
まさか、共同通信社がジャーナリストとして、情報提供した告発者の情報を環境省を始め、ゼネコン、そしてその雇い主に漏らすようなことはしないであろう。ジャーナリストはどんな法律を犯そうとも、情報源を秘匿の義務がある!情報提供者を守る使命がある!