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《ジャンポケ斉藤の不同意性交》ロケ中の行為は「それだけひどいものだった」警視庁が「厳重処分」付して書類送検…20代女性インフルエンサーの処罰感情強く難航する示談
10/9(水) 12:10配信
NEWSポストセブン
警視庁から書類送検されたジャングルポケットの斉藤慎二(時事通信)
「酒に酔った勢いで性犯罪、という事件はあります。もちろん絶対に許されるべきことではありませんが、もともと知り合いで酒を飲んだ後に夜中になって2人きりの空間に行っていた場合などでは同意・不同意の証明が難しく、示談につながることもなくはないでしょう。
【写真】妻の瀬戸サオリと高級ブランドを物色する斉藤。メンバーを呼んだ結婚式の写真
でも斉藤のケースは、飲酒はなかっただろうし、何よりも仕事中です。彼はこれまでも女性トラブルがありましたし、松本人志の件もあり吉本全体で女性問題には敏感になっている中、こんなことをして……」(芸能プロ関係者)
9月20日から体調不良を理由に活動休止し、レギュラー番組を降板していた人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)。10月7日に不同意性交と不同意わいせつの疑いで警視庁から書類送検されたことが明らかになった。斉藤が所属していた吉本興業の対応は早く、即刻契約解除を発表した。
「斉藤さんは今年7月、在阪キー局が制作する番組のロケ中に、ロケバス車内で2人きりになったYouTubeなどで活動する20代インフルエンサーのA子さんに、わいせつな行為をした上で、口腔性交を強いたという2つの容疑がかけられています。任意の取調べに『軽率な行為に反省している』などと供述しています」(大手紙社会部記者)
さらに警視庁が検察への送致時に、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたことが捜査関係者への取材で分かった。今後、東京地検が証拠書類などをもとに聴取をするなどして捜査を進めるが、A子さんとの示談などがなかった場合、起訴される公算が大きい。
「警察は、送致時に重い順に『厳重処分』『相当処分』『寛大処分』『しかるべき処分』のいずれかの意見を付けます。一次捜査を担った警察の意見を述べるものですが、あくまでも起訴の判断をするのは検察ですから、その参考意見にすぎません。
ただ、性犯罪は相手との示談や、同意の有無など複雑な要素が絡むので、警察は事件に色をつけないためにも、『相当処分』という意見をつけることが少なくない。にもかかわらず今回は『厳重処分』ということは、警視庁が捜査した結果、斉藤の行為がそれだけひどいものだったと判断し、起訴するべきだという意見を付けたということです」(同前)
決め手となっているA子さんの「処罰感情」
昨年、同様に警視庁から書類送検された後に不起訴となった当時の西武ライオンズに所属していた山川穂高選手(現ソフトバンクホークス)はまさに「相当処分」の意見が付けられていた。今回の事件について、ある吉本の関係者は冒頭のようにこう話す。
「A子さんの処罰感情が強いことが第一にあげられます。さらに日中の犯行ということで、酒のせいで魔が差したともいえません。そして、彼は人気お笑い芸人です。A子さんと比べると、明らかに立場が強い。彼を拒むと今後の芸能活動に影響が出るとA子さんが考えてしまったこともあり得ます。さらに彼は女性問題を起こした過去もある。すべてが悪いように絡み合っているのが今回の事件です」
警視庁が「厳重処分」の意見を付けたことで、今後A子さんとの示談などが無い限り、東京地検が起訴する可能性は高い。起訴となった場合は、斉藤は刑事裁判で罪を問われることになる。
「不同意性交罪の法定刑の下限は5年以上の懲役です。つまりよほどの理由で減刑されない場合、執行猶予がつかない重大な犯罪です。これを逃れるには、斉藤さんには示談くらいしか手段がないのではないでしょうか。ただ、A子さんの処罰感情は『絶対に許すことはできない』とかなり強いようです」(前出・社会部記者)
同記者によると、斉藤は任意聴取では容疑を認めているというが、事件発覚当初、周囲に自らの行為が不同意だったことを否定したという。これに呼応するように、斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリさんが「一方的な行為ではなかった」などと投稿した。
「これを見たA子さんはどう思うでしょうか。示談への道筋は見えていないと思います」
芸能活動の窮地に追い込まれた斉藤。今後の進展が待たれる。
出典:公式X: https://twitter.com/FRIDAY_twit
番組で異例の「お気持ち表明」まで…“斉藤問題”を受け日本テレビ局内で高まる「吉本興業への不信感」
FRIDAYデジタル によるストーリー • 19 時間 • 読み終わるまで 2 分
「うやむやにできると思っていたのではないか」
元『ジャングルポケット』の斉藤慎二容疑者(41)の書類送検を受けて、関係の深かった日本テレビの“異例対応”が注目を集めている。
看板アナの水卜麻美(37)がMCを務め、かつて曜日レギュラーとして出演していた情報番組『ZIP!』では、10月8日にこの話題を伝える中、「今回の報道に関して非常に驚き、遺憾に思っております」とコメント。さらに「日本テレビは斉藤慎二メンバーについては体調不良と伺っておりました」と吉本興業から本件について説明を受けていなかったと明かしたのだ。
この対応について、日テレ上層部すら「完全に寝耳に水だったと驚愕している」と明かすのはある同局関係者だ。
「吉本サイドの対応に、日テレ側は納得していません。実は現場レベルでは早くから女性トラブルがあったと伝わっていました。でも9月25日に『ZIP!』を降板する時も、吉本側は体調不良を貫き通してきましたし、吉本がそう主張するなら追及できなかった。7月以降、警察に聴取され本人が精神的にまいっていたなら、それが嘘とは言えないが、ただの方便ですよね。
蓋を開けてみればこのような大問題だったわけですが、吉本サイドからは『斉藤から細かくすべてを聞いていたわけではなかったので、実態を伝えられなかった』と平謝りって感じです。本来、女性への性加害で事情聴取をされた時点でアウトです。昨年、不倫疑惑報道で謹慎した時も『ZIP!』を降板させなかったのに、この対応はないでしょう。局内では吉本への不信感が高まっています」
10月7日、妻でタレントの瀬戸サオリ(36)はコメントを発表。斉藤容疑者の不貞行為は認めつつ、不同意だったことは一部否定している。
「事務所として、斉藤が一方的に悪いわけじゃなく、性加害じゃないと信じていたのかもしれません。ただ斉藤の主張は信じながらも、水面下では被害女性と示談交渉を進めていたようです。示談が成立すればうやむやにできると踏んで、女性が被害届を出す直前まで黙っていたのではないかと勘繰ってしまいます」(同出)
ブランドイメージ低下への危惧も
吉本がここまで後手に回ってしまったのはなぜか。その裏には現在裁判中の松本人志問題があったのだと分析するのは大手芸能プロ幹部だ。
「松本人志の裁判が正念場だから、吉本は『性加害問題』にナーバスになっていて、テレビ局への中途半端な対応につながったのだろう。松本に続き、またも別の芸人が性加害で問題を起こしたことが明るみになれば、ブランドイメージに大きな傷がつく。大阪万博アンバサダーの『ダウンタウン』は浜田雅功とともに、いまだ松本が起用されています。イメージダウンが加速し、他の大型案件にも影響が及ばないか神経質になっているのです」
被害女性は取り調べに対し、「絶対に許さない」と供述しているといい、今後も捜査が続いていくこととなる。もし起訴され有罪となれば、不同意性交罪の法定刑は5年以上の拘禁刑だ。今後、斉藤容疑者はどうなってしまうのか。
「仮に不起訴になっても、芸能界復帰は非常に困難でしょう。昨年の2度の不倫疑惑報道も含め、1年弱で3度目の不祥事。しかも、今回は警察沙汰ですから、芸人としてのダメージは計り知れない」(同前)
後ろ盾の吉本興業は契約を解除した。斉藤容疑者に残されているのは被害者や家族への贖罪の道だけだろう。
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