社会問題

自民党都議「柴崎幹男」被告のズルくてセコイ対応に被害者激怒!

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柴崎幹男の無責任さに激怒し提訴へ

よしこさん(仮名)が突然風で飛んできた看板にぶつかって負傷した。その看板は自民党の広報版で、練馬区選出の都議会議員柴崎幹男が管理するものだった。管理の不備を電話で伝えると、看板は絶対に外れるはずがないと強弁。しかし後日態度を豹変させ、柴崎幹男は被害者女性に謝罪し、慰謝料の支払いを約束する。これで一件落着かとおもった。選挙での多忙を理由に長期間連絡を遮断後、一か月後に弁護士を通じて、看板が飛ぶはずないと通達し、慰謝料の支払いも無視。被害者女性は柴崎幹男のあまりにもふざけた態度に激怒し提訴することになった。

自民党都議会員の柴崎幹男被告によるズルくてセコイ対応に被害者が激怒!社会問題 2

自民党広報看板が顔面に激突し負傷

たまに少し強い風が吹く8月8日の夕方、よしこさん(仮名)が買い物に行くために近所の道路を歩いていたら突然、目の前に大きなボードが飛んできて、避ける間もなく顔面に激突した。
一瞬気を失いかけ、意識がもうろうとしたが、徐々に気を取り直すと、目の前に転がっていたのは、選挙看板だった。突然の強風によって、道路わきの柵に括りつけてあった選挙看板が外れて飛ばされて、それがよしこさんの額を直撃したというわけだ。
新聞の片面を広げたくらいの大きさのプラスチックの板が、風に乗って飛んできて、それが額に直撃したとなれば、だれでもそれがどのくらいすさまじい衝撃であるか、理解できるであろう。
額がヒリヒリズキズキするので、近くに止めてあった車のミラーで確認したら、10cmほどの生傷ができていた。
その看板には、厳かな表情で天空を見つめる安倍晋三が写っていた。その横には次のような文字が書かれている。「進める責任。東京を前へ。」そしてその下には「政治は国民のもの 自民党」そして看板の上には、「自民党 広報板」とあり、東京都練馬区第十一支部 支部長 柴崎幹男と名前があり、ご丁寧に連絡先03-5991-1275とあった。
なるほど、自民党が選挙の時に備えて各所に場所を確保する目的で張り付けてある看板で、この看板は、その選挙区担当の支部長である柴崎幹男が管理をしているというわけだ。
よしこさんはそれほど特定政党を熱心に応援しているというわけではないものの、自民党はどちらかと言えば好きな方だったので、その自民党の看板に怪我を負わされたことは、少々ショックであり、残念だった。しかし、その自民党に対する少しの残念な気持ちはのちに、激しい憎悪に変わっていくこととなる。

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看板は外れない!謝罪どころか恫喝?

とりあえず頭が痛いし、額の傷にも薬を塗りたいから家に戻ると、家族は真っ先によしこさんの額の大きな傷を見つけて、心配の言葉をかけた。
看板が外れたところには、すぐ近くにも同じような看板が貼ってあったので、再び違う看板が外れて人に直撃するという二次被害も考えられるし、そもそもよしこさん自体も歩いてて、いきなり看板が飛んできて、何も悪いこともしてないに、非もないのに怪我までさせられたことに釈然としなかった。すみませんの一言でもあれば、気持ちが晴れるそんな思いから、家族の勧めもあり、その看板の管理人だという柴崎幹男に連絡を取った。
すると秘書だという人が電話に出て、本人不在だからということで、のちほど電話をもらうこととなった。夜になって、柴崎幹男本人から電話がかかってきた。
昼間に対応してくれた秘書の人の態度とはがらりと違い、柴崎幹男本人の電話越しの話しぶりは、なんかおかしい。ズバリ言って横柄だった。
「私の看板は絶対に外れるはずがありません!」開口一番初対面の被害者に対して強い口調で浴びせた言葉がこれだ。「私の看板は絶対に外れるはずがありません!」
よしこさんのケガの具合を心配するでもなし、ましてよしこさんの看板がぶつかった時の状況をまったく聞かずに、なぜ、「絶対に看板は外れない」と断定できるのであろうか?
そもそも絶対に外れないといっている看板が実際に外れて飛んできて私にぶつかって怪我したから、その看板の管理者として書かれていた連絡先に電話をしたのに、絶対に看板が外れないと言い切るということは、つまり、よしこさん側が嘘をついていると言っているに等しい。よしこさんが嘘つきだと恫喝したわけです。
初対面のはずの、けがを負っているよしこさんに対して、「絶対に看板は外れない」と凄んでくるとは、あまりにも常識もなく、また人を思いやる心も持ち合わせていない、最低な人間だ。
自民党であり都議会員である柴崎幹男は、選挙で選ばれ、都を代表する地位の高い人かもしれないが、それだからといって、人を怒鳴りつけて真実を曲げるようなことがあってはならないであろう。よしこさんは柴崎幹男が管理する自民党の看板によって怪我をさせられたという事実が握りつぶされてたまるものかと立ち向かった。

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警察と聞いた途端に態度豹変の柴崎幹男

翌日、さっそく弁護士に相談した。もちろん弁護士に相談となればお金がかかることになる。けがを負わされたうえに、それを加害者に認めさせるためにお金を使わなければならないというのは理不尽ではあるものの、あまりにも柴崎幹男の横柄な態度が許すことができなのであり、お金をかけてでも、柴崎幹男にこの事実を認めさせたかった。
弁護士の先生のアドバイスで、まず病院に行った。医者の診断は、全治一週間の全額部打撲傷、および脳震盪と診断された。
そして警察にも相談に行く。担当警察官は、親身になって相談に乗ってくれ、次のようなアドバイスを受けた。

看板を付けた本人と話をすること
本人が対応しないのなら、郵便局で内容証明を作って送るのが後に有効
違反看板の可能性を言っても故意でないから対処できない

対応してくれた警察官談

そしてこの相談したことを、柴崎幹男事務所に電話をして伝えると、その次の日にすぐに柴崎幹男本人が秘書をつれてやってきて、直接謝罪をした。この傷害事件がおこってから二週間たって初めての謝罪だ。初めのうちはまるでこっちが嘘をついているかのような不躾な態度であったが、こちらが弁護士と警察に相談をしたと伝えると、態度を180度変えて謝罪だ

それも、異常に丁寧な謝罪だ。あたまをペコペコさげ、したから突き上げるような声で言った。

071
柴崎幹夫

すみませーん、ほんとうにすみませーん

前回、尊大な態度をとられたよしこさんにとって、その平謝りぶりは、逆に気持ち悪さの何物でもなかった。

そして柴崎幹男側から診察時にかかった治療費などの慰謝料も支払うと約束をしてきた。こないだまでは一切支払うつもりないと言っていたのがだ。柴崎幹男のなんの一貫性もない、その態度の豹変ぶりはもう、あきれたとしか言いようがない。

千切れた看板を大慌てで証拠隠し?

弁護士の先生のアドバイスもあり、よしこさんが負傷した現場の写真を撮りに行った。すると、風で取れてた看板は、いつのまにか結束バンドで固定しなおされていた。写真を見てもらえばわかるように、それまで針金で取り付けられていたけども、針金が古くなって外れかかっている様子がわかる。もともと、この古い針金に取り付けられていたのが、風で外れたであろうことは容易に理解できる。
そのちかくに取り付けてある看板は、やはりもともと針金で取り付けられていたもので、すでに何か所か外れていた。これも、そのうち風が吹けば、取れてしまうであろう。こうしたこ状況からも、柴崎幹男がいうように、看板が絶対に取れないというのほうが、あきらかにでたらめであり、また無責任な暴言だ。

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選挙が忙しいから慰謝料は払わないぞ?

非常に不愉快な思いをしたけど、とりあえずやたら横柄だったその柴崎幹男本人から謝罪があったことで、溜飲が下がった。といっても、よしこさんは何も悪くない、たんなるもらい事故。その原因を作った柴崎幹男が謝罪するのは当然だ。
ところがその二週間後に急転直下が訪れる。柴崎幹男の秘書からよしこさんに電話があった。今回の傷害事件に関して、柴崎幹男は弁護士と協議のうえ、慰謝料は支払わないと決めたというのだ。
一体先日のやたらかしこまった態度は何だったんだろう。自分から慰謝料を口にしておいて、弁護士を味方につけた途端にこの態度。しかも、秘書に断らせるという横着さ。柴崎幹男に対する怒りは、さらに倍増した。
よしこさんにしてみれば事実は一つ。柴崎幹男が設置した看板が飛んできて怪我をした。ところが、柴崎幹男は、初めはそんなこと絶対にないと断言したものの、よしこさんが警察に相談したと聞くや否や、すぐさま謝罪し慰謝料を支払う約束をする。ところが今度は弁護士を味方につけた途端、慰謝料は支払いませんという。
よしこさんは再び警察に相談すると、警察よりこうした悪質な事案は法的処置をするしかないとのこと。しかし、法的処置をするとなれば、弁護士代金などの訴訟費用が10万円以上かかることになる。
怪我をさせられて、さらにその上に10万円以上も出費というのはつらい。そこで、柴崎幹男が所属する本体である自民党本部に連絡をしてみた。

自民党曰くうちには関係ありません

自民党本部に弁護士を通じて内容証明を送ってもらった。道端を歩いていたら風で飛ばされた自民党の広報版が額に直撃して怪我をしたこと。その看板の管理人として名前が書かれていた柴崎幹男に連絡をしたら、謝罪をし損害賠償に応じるといってたこと。しかしその後、損害賠償を拒否すると伝えてきたこと。
すると自民党総務部の担当者から来た返答はこうだ。負傷されことはお見舞い申し上げる。しかしながら、自民党広報版は柴崎幹男の支部が購入し使用しているものだから、自民党本部には広報版の管理義務はないと。つまり自民党には関係ないことだということだ。しかしながら、自民党本部から柴崎幹男に真摯かつ適切に対応するように連絡をしたということだった。
なんとも自民党も薄情なものである。
しかしながら、自民党が柴崎幹男に真摯かつ適切に対応するように連絡をしたというのだから、その後、柴崎幹男から真摯かつ適切な対応があるのかとおもったが、まったく音沙汰ない。やっと三週間後に連絡がきたと思ったら、柴崎幹男は次のように言った。「選挙で忙しいので後にしてくれ」

弁護士味方に態度豹変の柴崎幹男が恫喝

そしてまたそこから三週間後に、柴崎幹男の代理人弁護士から連絡があった。その趣旨はこうだ。よしこさんが負傷した日の風速は1mだから看板は飛ばない」。
つまり言い換えれば、よしこさんが風で飛んできた看板にぶつかって負傷したといいうのは、嘘をついているということだ。
この返事を受けたとき、よしこさんは愕然とした。結局、また振り出しに戻ったのだ。これが自民党のいう、真摯かつ適切な対応というものなのか。
柴崎幹男は一度は罪を認め、謝罪をし、慰謝料を支払うことまで約束をしたにもかかわらず、あとで私が負傷したというのはでたらめなことだと弁護士を通じて恫喝してきたのだ。
ここでよしこさんは、覚悟を決めた。どんなに弁護士代がかかろうと、このでたらめな人間、柴崎幹男に罪を認めさせると。そして平成30年2月16日によしこさんの訴状は受理された。そして柴崎幹男は被告となった。

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説明責任を果たさない柴崎幹男被告

よしこさんの言っていることが嘘だと思っているのであれば、初めから最後までそう主張するのであれば、まだましだが、初めはよしこさんを嘘つき呼ばわりして強がっていたが、よしこさんが警察や弁護士に相談したと知った途端、態度を豹変させて、謝罪し慰謝料を支払うと約束。そして結局は、再び弁護士を通じて、よしこさんを嘘つき呼ばわりするという、まったくもって、陰険で悪質、その時々の強者に目を向ける風見鶏、それがこの事件から浮かび上がる柴崎幹男の人間像だ。
本誌は柴崎幹男に言い分を聞くべく、直撃取材をしたものの、残念ながら、取材には応じなかった。よしこさんを負傷させた看板の管理者は柴崎幹男である。初めは平謝りしていたのに、弁護士を付けた途端知らんぷりとは、あまりにも無責任ではないだろうか。

柴崎幹男

しばざき みきお

都議2期(平成25年7月23日から現在まで)

東京都議会自由民主党

経済・港湾委員会
〒177-0051 練馬区関町北1-26-10 イルフィオーレ202
電話 5991-1275
選挙区(練馬)

柴崎幹夫公式ホームページ

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国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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