社会問題

坪内工業㈱で起きた監禁暴行事件の真相と元社員の「サイドビジネス」

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中小企業営業マンの「サイドビジネス」

近年、インターネットによる犯罪が増加傾向にあるが、その大部分が「一般市民」と目される人物によって引き起こされているという。 思うに「ちょいワル」等という安易な流行語がそれを助長し、社会の表裏の境界線が希薄化しつつあるために犯罪の「ボーダレス化」が進んでいるのである。

ここで取り上げる事実も、そのようなものの典型例である。 平成21年に横浜市内で現行犯逮捕された西村敏之は、昼間は川崎市内の(株)坪内工業に勤務しつつ、同時にサイドビジネスとして 売春斡旋業を営んでいた。

元社員のS氏によると、その時の逮捕の様子がテレビのニュースで放映されたため、同社近辺の住民の知るところとなり、社員の一部が白眼視されるという事態と陥ったという。 そればかりか事件発生以降、一年ほどは仕事量が激減したというから、気の毒な事であるといえよう。 (参考URL) http://that-all-apple-et.seesaa.net/article/115681436.html%20※WEB上でも西村は一般人であり、ネットで気軽に売春営業をしていたと取り沙汰されている。

1 :2009/03/15(日) 10:51:12 ID:???0 神奈川・横浜市内の高級ホテルの一室で、いわゆる「乱交パーティー」を主催していた男2人が、警察に逮捕された。 売春防止法違反の現行犯で逮捕されたのは、パーティーの主催者・西村敏之容疑者(51)と西村大介容疑者(45)。
西村容疑者らは、横浜市内の高級ホテルの一室で、男性4人と女性3人のパーティーを行おうとしていたところを、 踏み込んだ捜査員に現行犯逮捕された。
西村容疑者らは「SWAPPY(スワッピー)」という会員制の携帯サイトを通じて参加者を募り、男性参加者から、 1回につき数万円を集めていた。
西村容疑者らは2008年12月から、東京や神奈川などの高級ホテルや旅館の一室で、これまで7回ほどパーティーを 開催しており、警察の調べに対して、「サイドビジネスでお金をもうけたかった」などと供述している。
フジテレビ 03/15 00:33 http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00151172.html 動画 http://fnn.fujitv.co.jp/news/video/wmv/wu2009031505_hd_300.asx

話がここまでならば、同社の社長及び社員は「西村のトバッチリを受けた気の毒な被害者」という事になるが、S氏の証言を訊くと、とてもそうとは思えないような実態が浮き彫りになってくる。 西村は再犯であり、同社に入社(平成20年)する一年前(平成19年)にも同様の破廉恥罪(売春斡旋)で逮捕されているのだ。 (参考URL) http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1176506035/ ※この時もWEB上で大きな話題を呼んでいる。

国際新聞社

元犯罪者の更生を目的として、そのような者を入社させる企業は多少なれども存在はしている。 しかし西村は、就業時間中に頻繁に携帯電話にて不可解なやり取りをしたり、仕事量が希薄な時節でも事務所のパソコンの前で不自然な入力作業をしている姿を、S氏は目の当たりにしているというのである。 それは或は売春営業の取引ではなかったのかと、S氏は述懐する。

 仮に、同社社長が西村の前歴を把握していなかったとしても、社長の至近距離でそのような事を行い、しかも携帯電話が鳴る度に部屋の隅に向かい、「承知しました。お待ちしております。」等という意味不明の会話をしていたというのだから、それがどのような内容の電話であるのかを訊ねるのが当然ではないのか。 しかし、性質上それを尋る事が出来ない様な者もいるため、S氏が当初疑ったという、 「社長も売春営業に関与していた」或は「客であった」とする判断は根拠がないものと思われるが、それにしても杜撰な管理であったとは言えるであろう。 (毎週のように高級ゴルフクラブでプレイするような身分の者が、まさか「あらぬプレイ」にも現を抜かすような事はないであろう。だとしたら、使用者責任云々以前の問題となってしまう。)

 しかしS氏が不審に思ったのは、そればかりではない。 同社は社長の親戚や知人などを介して入社して来る者と、求人を読んで入社して来る者とが居たというが、西村は後者であろうと判断していたという。 何故なら西村は、入社僅か二日目にして不自然なまでに社長と打ち解けていたばかりか、営業で取ってくる仕事の量が極めて少ないにも関わらず、 自家用車で出かけて殆ど事業所に居る事がなく、しかも作業中の他の社員とタバコをふかしながら長時間話し込んでいても、それを見ていた社長は何一つ咎める事がなかったからである。

国際新聞社
神奈川県川崎市中原区宮内1丁目6-7

ところで同社では、事件化されないような暴行事件が、とくに西村逮捕後に頻繁に発生していたという。 社員による暴行や嫌がらせ等によって退社した者は、逮捕後に少なくとも3名居るというが、社員数10名前後の同社は約5年の間に9名が入退社している。 要するにその破廉恥事件を知っている社員は社長の親戚や、その取り巻きだけであり、それ以外の者は残っていないのだという。 (何らかの不穏な空気を感じたためか、逮捕後に退社していった者は多かったらしい。) そしてS氏もそのような暴行の被害に遭っているが、S氏の場合は不自然な因縁を付けられた挙句、二日間に渡る暴行・傷害・監禁を社員二名から受けたため、その内の一人を傷害罪で刑事告訴している。

加害者が初めに提出した偽証の訴状(刑事)
加害者が初めに提出した偽証の訴状(刑事)

 ところが、その加害者の元同僚は長時間に及ぶ監禁の際に、S氏が「いい加減にして下さい」と言いながら足を単に前に差し出した仕草を持ち出して、通報によって駆けつけた 中原署警察官に対して「思いっきり蹴られた」と偽証し、更には、蹴られたと偽った場所と異なる部所に出来ている僅かな痣を「S氏に蹴られた」と称して被害届を提出したのである。 (S氏が告訴した後に被害届を提出) S氏によると、社長及び社員、更には警察官までもが明らかに「喧嘩」という事で処理しようとしていたという。S氏が一方的な被害者であるにも関わらずだ。

即ち、到着した警察官は通報したS氏の受傷部分の撮影を行ったものの、S氏が要求する加害者が蹴られたと称する部所の撮影は拒否し、加害者もそれを頑なに拒絶したのである。 しかも、S氏に悪印象を植え付けるためか、社長及び他の社員一同はS氏が乱暴な性質であるかのような偽りを警察官に対して述べていたらしい。

その後、社長と加害者は何事かを頻繁に話をしていたが、S氏が依頼した弁護士によると加害者が依頼した弁護士事務所(川崎合同法律事務所)とその着手金は「会社が用意したはずだ」と述べている。 但しS氏は[掲載した画像が示すように]翌日謝罪に訪れた加害者との会話を密かにICレコーダーで録音したものを反訳して、証拠資料として提出しているのである。その反訳文には、S氏が自らが蹴ってはいない事を加害者に確認し、それについて加害者が同意する様子が記されている。 そのため、加害者側が提出した捏造だらけの訴状も、社長、更には他の社員が述べた偽証も何らの功も奏せず、当然の事ながらS氏は「証拠が何もない」事による不起訴処分となった。 しかし訊くところによると、加害者は初犯である事と反省の色を示した事を鑑みての「情状酌量」による不起訴処分であったという。

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加害者が提出した民事の訴状。偽証罪に問われないため、より大胆な偽証をしており、刑事の時と内容が大きく異なっている。

それにも関わらず、同社社長は加害者には以前のように親しげに接しつつも、S氏には恫喝とも取れる接し方をしたばかりか、S氏が提出した書類を破り、それを投げつける等の横暴をエスカレートさせ、「殴られるお前が悪い」とまで述べたのだそうだ。 (加害者側が依頼した弁護士事務所は共産党系であるが、同社も隣接する共産党の企業とともに「共産党の影響下」にあるという話を、S氏は社内で聞いた事があるという。)

何故S氏に対して、それ程までの仕打ちを行ったのであろうか。 西村の事件発生後、社長は招集した社員一同に対して「西村の事を絶対に公言するな」と要求している。 しかし先述の通り、既に近隣住民の一部や取引先の一部には知られているため、その沈静化を社長は待っていたのであろう。 社長はとくに、近年交友関係の幅を広げつつあるS氏を不必要に警戒していたためか、取引先に向かう社用車内で「家でも何処でも絶対に口にするな」と強く要求し、何故か「自分は被害者だ」という事をしきりに述べていたという。

S氏はその約束を守っていた。本年の5月10日に再び同一の加害者によって同様の因縁を付けられ、再び暴行を被るまでは。 因縁を付けられた時、S氏は「また同じ事を繰り返すのか」と咎めたという。 しかしそれを見ていた社長は、「お前はまた問題を起こしているのか」と述べながら、S氏を事務所に呼び、用意していた解雇通知を手渡したのである。 その時社長は「さっきの事が原因ではない。お前が就業規則を違反しているのが原だ。」と述べたというが、そこに記されていた事の大半は身に覚えのない出鱈目ばかりであったという。

その後、社屋外に出て行く社長と話をしようと追いかけたS氏に対して、社長が掴みかかり、強く押す等の暴行を加え、他の社員が号令をかけて集合させた社員6名がS氏を取り囲み、同様の暴行を加えながら罵倒を繰り返したのである。

S氏は再び手にしていた携帯電話で警察に通報するも、到着した警察官は「事件化出来ない」の一点張りであったといい、それらの事は恰も予め計画されていたかのように、手際よく行われたという。

彼らは何故、処罰されないで済むのだろうか。今や「法の下の平等」というものは有名無実化したのであろうか。 聞けば西村も再犯にも関わらず、執行猶予か或は不起訴処分であったという。

暴対法や暴排条例の埒外にある事を良い事に、調子に乗って犯罪を繰り返す「一般人と称する悪党」を警察はきちんと取締り、正しく裁くべきである。

社名 坪内工業株式会社 
「坪内工業(川崎工場)」と記されていることがありますが、事業所は川崎に一つしかありません。
住所 〒211-0051 神奈川県川崎市中原区宮内1丁目6-8
電話番号 044-751-2411
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国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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