社会問題

脱法建設強行 竹中工務店騙し討ちに被害住民激怒 自律神経破壊で人生失う恨み辛みの「ザ・神宮前レジデンス」

青山通りの閑静な一等地で威圧する竹中工務店のビル

青山通りから外苑西通りをちょっと入った道沿いに20階建ビルの建築現場がある。閑静な一等地に突如として現れる巨大なビルの建設現場は、まるで周囲を威圧するかのような不気味さがある。それもそのはず、このビルの建設を巡って、今、大きなトラブルが沸き起こっているからである。

このビルの施工主である、竹中工務店は五大ゼネコンのうちの一つに数えられ、施工実績の多さで有名である。それだけに、住民トラブルのあしらいもお手の物なのか、周囲に多大な迷惑をかけ、被害を及ぼしているにもかかわらず、その抗議を詐欺的手法でうまく丸め込み、完工させ売り逃げしようとしているのである。

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竹中工務店は、自社の施工物を自ら作品とうそぶいているが、しかし、自分の建物さえうまく作れば、それでいいのだろうか?建造物は、その建物の周囲の理解があって、初めて着工できるものであり、その時に初めて作品として昇華するものである。独りよがりの建物を泥棒的なやり方で建てて、「これが作品だ」などと芸術家ぶるなど、白々しすぎるし、チャンチャラ可笑しい。

周囲との問題を抱えたまま、周辺住民の犠牲者を騙し討ち的に黙らせて、ごまかしごまかし完成まで持ち込んで、売り逃げするような金儲け主義根性丸出しの建築物。これでは、ペテン師であり、詐欺師である。

 竹中工務店は「法的に問題がありますか?」とでもいいたいのであろうが、日本トップクラスの施工実績を誇る竹中工務店は、どんなに問題が起きていても、法的に責任を問われないやり方を熟知しているため、竹中工務店は周辺住民の窓口となる原宿住宅マンション建替組合をして場面場面で「前向きに考えます。お金は充分あるので。」「要望に応えられると思う」「補償予算はあるので大丈夫です」などと、周辺住民を黙らせるための甘言によってミスリードを行いつつも、一切補償もそれに準ずる対応も行わず、引き延ばしをしているうちに、そのうちに工事を完成させてしまおうという、いうなれば、脱法行為的な工事をやってのけるのである。

近隣対策に形だけの説明会

法的に問題なければいい、というわけでは決してない。確かに建築基準法というものがあるが、それはあくまでも数値化できるものを法令化しただけのものであり、数値だけではくくりきれない問題もある。そういったものを含んだ総合的なものを加味して、検討したうえで、行政が最終的に建築着工の許可を下すのである。実際、建築基準法に準拠した工事現場であっても、近隣に病院や幼稚園があれば、簡単には工事着工の許可は下ろされないのである。そういうことからも、「法的に問題がなければいい」というものでは、断じてない。

竹中工務店は、当然その建築許可の重要性を十分認識しているがゆえに、近隣を集めて説明会を行うが、それも建築許可をもらいたいためだけの形だけの説明会である。

問題があっても「何ら問題ない」

そこには良好な関係の維持をしようという姿勢はみじんも感じられない。説明会で様々な問題が指摘されたにもかかわらず、行政には「何ら問題ない」という厚顔無恥な報告を上げ、問題に関しては「協議する」とはいうものの、時間を引き延ばしているのは、まぎれもない事実であります。
マンション建設中は、住民との問題を起こしたくないので、窓口を開いておりますと言っているものの、工事着工以来、近隣の諸問題が一つでも履行されたことがあるでしょうか。
施工会社は、近隣対策費を計上し、近隣との良好な関係を維持するのは当然の義務である。法に触れなければ問題ない、問題が見つかれば運が悪い、という竹中工務店の姿勢は、そこいらの泥棒と同じ次元である。
安く仕上げて高く売る、これは資本主義では当然の商行為ではある。しかし、たとえ安く仕上げるにしても、最低限の出費をしなければならない。ビルを建てるのであれば、最低限、建築資材を買わなければならないのと同じように、犠牲となる近隣住民への補償も、最低限の出費であるはずだ。まして、施工会社・売主・販売会社は一部上場会社であり、また企業コンプライアンスを高らかに宣言している立派な会社だ。それこそ、一流企業らしく表に対しては立派なことを言っている。だからこそ、周辺住民たちは社会的認知のある会社の言う事だからと信用し露ほども疑うことをしない。

しかし実際は、犠牲となった近隣住民に対して、着工許可取得するために、建築法的に無知で素人な近隣を、うまい具合に言いくるめて、形だけの約束をしておいて、後で近隣の人々がその約束の履行を求めると「書面にしてないので法的に問題ない」と、堂々と言ってのけるのであれば、ペテン師・詐欺師・事件師・泥棒とどこが違うのであろうか。

平成25年の9月30日に完工の予定だが、事業体は個別に交渉し完工まで時間を引き伸ばし、完工と同時に販売も終了し取るものを取って、泥棒のように逃げていくのは目に見えいる。
日影・風害・景観など、事業体が諸問題を置き去りにするのは必至です。竹中工務店は”法的に問題ない”と居直ってるが、建替組合は、マンションを完売すれば与信が出来るので、補償ができると思いますと言いながら、そのことに関しての結果は保証できませんとにべもない。

事業体に公序良俗は通用しない。今後、近隣の皆様も、建設反対のノボリを立てて反対されているが、取材をして微力であるが、建替組合・売主・販売会社のコンプライアンスを追及する。

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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