社会問題

熊本地震でのマスコミの迷惑行為一部始終を暴露!ピースボートも政治利用?

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熊本地震避難所中継中TBSが放送事故で中断

2016年4月21日に放送された、TBSの生放送ニュース番組「Nスタ」で熊本地震の中継が中断される放送事故があった。

TBSのリポーターとピースボートの職員である辛島友香里が熊本地震の被災者の避難所前から中継中に、被災者と思われる男性が怒号を上げた。

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被災者の男性の発言は次の通り

撮んなて!
(撮るなよ!)

おい!

撮んなて!
(撮るなよ!)

撮んなていいよるつた!
(撮るなと言ってるだろうが!)

見せもんじゃにゃーて!
(見世物じゃないんだぜ!)

どっか行け
(どこかに行け!)

おまえらん車が邪魔ぞ どかせ ほっ!
(お前らの車が邪魔 どかせよ ほら!)

 

これは視聴者にもはっきりと聞き取れる声であった。生放送なので編集もカットもできず、あわてて映像をスタジオに切り替えた。

この場面を見た人たちによって話題になり、その後、次々といろいろな事実が発覚した。

取材禁止エリアでTBSが中継をしていた

そもそも、このTBSのテレビが中継していたエリアは、被災者の人たちが中継をしないでくれと、取材禁止を訴える張り紙をしていたエリアだった。

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男性が主張していることは正論で、あくまでルール違反を犯したTBSが悪いものの、熊本の方言がきつく聞こえたこともあって、ネット上ではこの男性を揶揄する声が飛び交ってもしまった。

それに対して、この被災者の甥っ子がツイッターに登場し、その背景を暴露した。

被災者男性の甥っ子がマスコミの横暴振りを暴露

そこで登場したのが姪っ子の女の子。何があったのかをツイッターで説明し始めた。

ツイートに添付されていたメモは次の通り。

現地のマスコミがいかにひどいかが書かれている。

毎日毎日こっちは1日を生きるのに必死なのに、何回もしつこくマスコミはインタビューしてきてます。私のいとこのお父さんがあまりにもしつこいので注意したらこうやって動画は回るし2ちゃんねるにのってます。

確かに、ガタイもいいし口が悪かったかもしれません。

でも私がボランティアをしていると、おじいちゃんおばあちゃんは、テレビの人たちどうにかしてってすごい訴えてきてました。

私が非難している保健福祉センターでは、マスコミの車のせいで車が止められない避難者がいます。

私達が寝ている車の中を勝手に写して放送していました。しかも、なんの断りもなく。

友達に教えられて知ったくらいです。

配給に並んでいてもお風呂に行ってもテレビばっかり。

それを注意しただけなのになんでこんなに叩かれないといけないんですか。

テレビ局には明日電話しようと思っています。

Twitterを見た人、実際の放送を見た人にはどうか誤解しないで欲しいです。

大きな余震があった時、私をかばって助けてくれたのはこのいとこのお父さんです。

悔しくてみんな泣いています。

マスコミの皆さんもモラル、マナーを考えて下さい。

この投稿は多くの人の共感を呼び、1万をこすリツイートがなされた。

避難所でのマスコミの横暴ぶりはドを超えたものがあり、誰がぶちきれてもおかしくない状況に会ったという。

なぜリポーターはピースボートの職員?

もうひとつこの放送事故で話題になったのが、この中継をリポートしていたのが、片方はTBSのリポーターであるものの、もう片方は、なぜかピースボートの職員だったということだ。

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辛嶋友香里 からしま ゆかり

ピースボート災害ボランティアセンター スタッフ

教員を目指して大学へ進学。卒業するも、ゆとり教育よりも社会経験だ!と思い、総合美容サロンに勤務。営業、美容、マネージメントを経験し、独立。個人サロンを立ち上げる。26歳でピースボートクルーズに参加。その後も旅を続けていたところ、東日本大震災が発生。急いで帰国し、ボランティアとして東北へ。その後、ピースボート災害ボランティア センターの初期運営メンバーとして支援に携わりそのまま職員となる。被災地に向かう数万人のボランティアをオーガナイズ。現在は、将来の災害に備えるため、主に防災・減災の取り組みに力を入れている。

なぜテレビの中継リポーターとして、あまり関係があるとは思えない、ピースボートのスタッフを起用したのか、疑問の声も上がっている。

というのも、ピースボートは憲法の九条問題に対して激しく反対している、非常に政治色の強い団体だからだ。

熊本地震でのマスコミの迷惑行為を暴露した一部始終  1

まとめ

テレビが熊本地震の惨状を伝えることによって、初めて全国の人が熊本で何が起きているのかを知ることができるのであり、それが熊本への支援につながっているという事実もある。

しかし、昨今のマスコミはそうした社会的な意義よりも、他局より抜き出ようとする視聴率至上主義のもと、被災者の迷惑を顧みない取材をするために、たびたび現地の被災者と衝突を起こしている。

マスコミはこうして実際に起きた問題に対して、真摯に猛省すべきであろう。

 

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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