社会問題

「わが国のハチミツは全て偽モノ」(社)全国はちみつ公正取引協議会の闇を暴く!

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国際新聞経済面 日本の『食の安全』健康食品を斬る 告発レポート 「わが国のハチミツは全て偽モノ」(社)全国はちみつ公正取引協議会の闇を暴く!
平成18年(2006年)4月30日(第274号)
最大手アピ「本社」を直撃取材
野々垣孝社長またも遁走
(略)

現れたのは、飯沼克樹・総務部次長。外部の取材に対して総務部員とは、いささか腑に落ちないのだが、いたしかたない。
楠本記者(以下・記者) 野々垣社長に取材をお願いしたく東京から来たのですが。
飯沼 本日は(社長は)商用で出かけています。どのような取材ですか。
記者 小紙は、ハチミツ業界の正常化のために、問題を提起し、連載を行っている。野々垣社長は(社)全国はちみつ公正取引協議会の会長職にある。疑義があるので、ぜひ社長に会いたい。
飯沼 私で答えられることには、応じます。
記者 平成十七年五月二十七日に「はちみつ蜂産会」なる政治団体を結成し、野々垣社長が会長になっている。ご存知か。
飯沼 はあ。
記者 「はちみつ蜂産会」なる政治団体は、政界活動を田村(憲久)議員にお願いすると記しているが、田村議員に何をお願いしているのか。
飯沼 判りません。
記者 では「精製はちみつ」に関し、製品に定める重量の割合を商品に記すると協議会は掲げているが、「精製はちみつ」入り健康飲料には「はちみつ入り」としか記していない。表示に疑義があるのではないか。
飯沼 それは、飲料会社の問題ではないでしょうか。
記者 アピは取引企業に対し、精製はちみつの使用表示を徹底しているということでよろしいですね。
飯沼 マスコミは公器ですので、喋れば書かれますので……。
記者 貴社は不特定多数の国民に、健康飲料を提供している。これは、まぎれもない事実であり、「喋れば書かれる」というのは不自然である。
飯沼 アポイントもなく、いきなり来社されても専門的なことは答えようがない。会社の概要などであれば用意できますが、他のことは判りかねます。
記者 アポを取らずにと言われるが、野々垣社長には再三にわたり取材のお願いをしてある。
飯沼 ……。
記者 アポを取っても連絡が取れない。公開質問状を出しても受け取り拒否をされていますが。公益法人の会長として如何なものか。
飯沼 そのような経緯は、知りませんでした。
記者 協議会は「精製はちみつ」の割合を健康飲料に記すと掲げているが、健康飲料に記して無い企業は、企業側の責任ということでよろしいですね。
飯沼 とにかく、専門的なことはよく判りません。
記者 伊藤園、サントリー、コカコーラ、キリン、サッポロ、ダイドウドリンク、ポッカ、大塚製薬、大正製薬などは、健康飲料や医薬品として使用しているが、表示に疑義があるということで企業側の責任を追及させていただきます。
飯沼 ……。
アピ本社を、岐阜県に訪ねるにあたり、大いに期待し収穫を得ることと胸をときめかせていたのだが、結果は右記にみるとおり。年商二百億円を売り上げる企業の対応とは思えない、ふざけたものである。

国際新聞編集部

ただただ謙虚な姿勢でありのままのことをありのままに伝えることこそ、 ジャーナリズムの本来のあるべき姿。 それを自覚はしているものの、記者も血の通った人間。 時にはやり場のない怒りに震えながら、 時には冷酷な現実に涙しながら、取材をし、 全ての記事に我々の命を吹き込んだ新聞を作っています。

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